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新しい学(下) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2018/05/01 |
JAN | 9784122065925 |
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新しい学(下)
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-たとえ地理的に離れて交流がない場所でも、人類には「共通の自然本性」が存在し、国家はそれに基づいて発展してきた。 -国家とは宗教によって成る。 -国家の発展段階は順に、 ⇛家父長制に基づく家政国家 ⇛土地に根差した人民保護の国家 ⇛人民を平等な地位に押し上げた法に基づく国家 ...
-たとえ地理的に離れて交流がない場所でも、人類には「共通の自然本性」が存在し、国家はそれに基づいて発展してきた。 -国家とは宗教によって成る。 -国家の発展段階は順に、 ⇛家父長制に基づく家政国家 ⇛土地に根差した人民保護の国家 ⇛人民を平等な地位に押し上げた法に基づく国家 ⇛従順な服従の国家 と発展する。 上下巻を通じて、ヴィーコの主張はおおよそこうだろう。 一方、巻末をはじめとして、「真実の宗教である私たちのキリスト教」と押してくるあたり、宗教普遍というよりもあくまでキリスト教に基づいたの著作なのだというところも改めて思わせられる。 解説で、ヴィーコと本居宣長をなぞらえていたのは少し驚かされた。 どちらも神話研究になるので、当然の流れと言えばそうだが、遠く離れた地で同様の学問が興るのもやはり、「共通の自然本性」に基づくのだろうか。 ヴィーコからバーリン、日本の本居宣長とその思想を紐解いた小林秀雄、或いは独学を成したロシアのヴィッサリオン・ベリンスキー、またはモンテスキューや吉本隆明なども、近い主題を提供している。 学問の系譜は一体どこへ辿り着くのか。 ますます楽しみだ。
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古代ギリシア・ローマの歴史と思想に探求の歩を進め、文明や社会の成り立ちとその実質について考察を展開。「第2巻第4部 詩的政治学」以下を収める。
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