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近代日本の構造 同盟と格差 講談社現代新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/05/17 |
JAN | 9784065117293 |
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近代日本の構造
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商品レビュー
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坂野潤治氏の本は4冊目。本書は近代日本の基本的な対立を、『日英同盟』と『日中親善』、『民力休養』(=地租軽減)と『格差是正』の2つに絞り込み、それぞれ章を分けて検討しようというものである。この二つの基本対立軸の設定は、2010年代の日本の政治と外交を強く意識したものである。現在日...
坂野潤治氏の本は4冊目。本書は近代日本の基本的な対立を、『日英同盟』と『日中親善』、『民力休養』(=地租軽減)と『格差是正』の2つに絞り込み、それぞれ章を分けて検討しようというものである。この二つの基本対立軸の設定は、2010年代の日本の政治と外交を強く意識したものである。現在日本は尖閣諸島の領有権をめぐる中国との対立を『日米同盟』の強化で切り抜けようとして、集団的自衛権を認める諸法律を制定した。それは満蒙権益の奪回を日本に迫る中国に対して、『日英同盟』を頼りに21か条要求をつきつけた1915年の日本政府を想起させるものである。しかし、当時の日英同盟よりも今日の日米同盟のほうがはるかに強固である事には疑いの余地がない。一方日中関係の方は戦前のような主導権は日本にはなくなっており、日本は戦前に比べて、はるかに劣位にあるのである。第二の対立軸の『民力休養』と『格差是正』も今日の日本政治への批判として設定されている。『民力休養』とは当初は約50万の有権者が代表する農村地主の減税要求つまり地租の軽減を表す言葉で、『格差是正』は言うまでもなく持てる者と持たざる者のあいだの社会的格差の縮小を指し、この問題は普通選挙制の成立以後も、政治対立の基底であり続けたのである。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou28004.html
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