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絵を読み解く絵本入門
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絵を読み解く絵本入門

藤本朝巳(著者), 生田美秋(著者)

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絵を読み解く絵本入門

定価 ¥2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2018/05/15
JAN 9784623081585

絵を読み解く絵本入門

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商品レビュー

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2025/01/02
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前半は絵本の絵の機能、物語絵本、昔話絵本、ファンタジー絵本、ポストモダンの絵本、赤ちゃん絵本について読み解いている。 子どもは大人の読み語りの声を聴きながら絵本の本をよく見て楽しむ。一方で大人は本をことば・文章で理解する習慣が身についているために絵をよく見ないことが多い。絵本作家は子どもの特徴を踏まえて絵に語らせているので、子どもがじっくり絵を見る時間を設けるとよい。 宮沢賢治などの童話の絵本化については批判もありつつプラスに働くこともあるという話が面白かった。小説の映像化の話と一緒だと感じた。 後半は具体的な約40冊の絵本について、大学教授(子ども心理学や保育科など)、絵本研究家などの18名が解説をしている。 全体で200か300か分からないくらいの冊数の絵本が紹介されていて、読んだことがある本も、もう一度読みたい本も、初めて読みたい本もたくさんでてきた。 いままで自分が文字を読み終わったら「(めくって)いいよ」と言って次に進むことを促したり、子どもたちの反応が悪いと「これは○○なのかな?」とか補足していたけれど、これはやめて、子どもたちがじっくり絵を楽しめる時間を確保し、イマジネーションを膨らませられるようにしてあげたい。 そして自分も文字を追うだけでなく、ちゃんと絵も追って一緒に楽しめるようになりたい。 図書館で絵本コーナーの隣にありたまたま出会えたのだけれど、絵本の分類や効果について考えたこともなかったので勉強になり、出会えてよかった。

Posted by ブクログ

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