成果につながる！仕事と時間の「仕組み術」

野呂エイシロウ(著者)

• 販売会社／発売会社: 明日香出版社
• 発売年月日: 2018/04/27
• JAN: 9784756919687

商品レビュー

2024/12/13

エベレストに登るにはどうするか、という著者からの問いが、成果を出すためにどのようにすればいいか、の答えだと思った。エベレストに登るなら、無計画、無準備では挑まない。人生の果たしたい目標もそれと同じと考えれば、自ずと綿密な計画と実行が必要だということがわかる。

そのためには、自分の残り時間と、成し遂げたいことを書いて、未来のスケジュールを立てることが必要だ。定期的に目標を立て、振り返る習慣をつけること、目的意識を持つことが、時間を効率的に使うために一番大事なことなのだと気がついた。

「ルーズは貧乏の母」という言葉を著者は、自分で自分にブレーキするために使っているという。毎日カツカツに生きていたら、確かに疲れてしまうかもしれない。かといって、ルーズにダラダラと生きていたら、成し遂げたいことも成し遂げられないし、貧乏にもなっていくだろう。怠けることと、休息を取ることは違う。何事も目的を持つと、時間の使い方が変わるのではないかと思った。

小手先の小さなテクニックも色々あるだろうけど、そういうのも駆使してでもやりたいことがあるのかどうか。まずは、そこが大事なのではないか。そして、それを常に忘れないようにすることこそが、大切なのはないか。

それぞれの目的地は違うのだから、他人と比較している時間は無駄でしかない。著者のいうとおり、昨日の自分とだけ競争して、この本に書かれていた、速読を身につけることや、メールを短文にすること、音声入力でメモをとることなどのテクニックを色々取り入れていきたいと思った。

2024/09/12

久々に仕事術系の本を読んだけど、とても勉強になった。
仕事量が多い上に、仕事の仕方について相談できる相手もいなかったため、自分のモチベーションアップにもつながった！

2022/07/31

時間の効率化や無駄を省くタイムマネジメントに焦点を当てている。
習慣化するために『なんでもスケジュール帳に記載する』やり方をマネしてみようと思う。
やることを言語化して頭に意識させ、スケジュールに組み込むことで可視化もされているので記憶に残りやすい。毎日スケジュール帳に記載されているので、タスクとして管理出来れば忘れずにやり込めるし、いつかはそれがルーティンになる。
また、どの作業にも必ず「時間設定」を決め、時間内に終わらす。積み重ねで業務遂行時間の短縮を目指す。仕事が早い人は始めから早いわけではなく、戦略の一環だったと知った。