ありったけの春

茂木健一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 夜間飛行
• 発売年月日: 2017/06/12
• JAN: 9784906790265

商品レビュー

2024/11/08

いやぁ〜〜〜
これは、もう……読んで欲しい。
もっと多くの人に読んで欲しいなぁ。
感想を書いてる人があまりに少なかったもんだから、そんな事も言いたくなる。

こんなにきれいなエッセイを書くんだもんなぁ…
茂木さんの純粋さが、もうスゴい。

詩みたいな、青春自伝エッセイ。

どれもこれも、いい。
茂木さんの追憶の旅に一緒に行くことで、
自分も追憶の旅に出れる。
茂木さんと同じ年頃の頃の自分を思い出す…

過ぎ去った時間に思いを馳せて、
胸が締めつけられたり、ホロリとしたり、
心臓と、心が、キュッとなる。

「桜の樹に追いつくこと」p178
が特に沁みました。

まだ途中

読了

図書館で、借り、
返却日が来たから持って行き、返そうかとも思ったが、再度借りる。
しばらくの積読を経て、経て、
結果
読んで良かった。

私は、茂木さんが好きである。

頭がいいのに、傲慢さのかけらもなく、
鋭い感性、観察力、洞察力、感受性…
感情に溢れている。

「読んで良かったな」と思える読書でした。
そんな読書をもっとしたい。

生きる感覚が、鋭敏になる。

多くの言葉、表現力があり、組み合わせがあり、それを上手に使う力がある。引き出す力がある。
いいなぁ。

ニーチェ、夏目漱石、ドストエフスキーなどの引用もあって、久しぶりに読みたくなる。

問うな、踊れ

2024/03/24

意外だった。
茂木さんってこんな本書くのねと、
でも私茂木さんのこと全然知らないし、書かれた本だって全然読んだこともないのに、意外もなにもないんだけれど。
茂木さんのエッセイ集。
何の本なのかわからないまま読んだから、それが何より意外でした。茂木さんの家庭教師、どんな感じだったのかなあ。
そしてさんぴん茶はジャスミン茶だった。これは新発見だ。

2019/02/16

表紙と、茂木健一郎さんの本というのに興味を惹かれた。茂木さんのこれまでの人生で感じたことが書かれていた。どんな風に世界を見ているのか人の考えを知るのは好きだけど、茂木さんの本を読んでいてこんなに共感するとは思わなかった。
手元に置いていつでも読めるようにしたい本に出会えた。