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遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方
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遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

トーマス・フリードマン(著者), 伏見威蕃(訳者)

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遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2018/04/01
JAN 9784532176334

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商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2024/05/26

私には難しかったですが、目まぐるしく変化していく社会に置いていかれようと必死にもがくことも必要なのかもしれませんが、一度立ち止まることも必要だと思いました。下巻も読んでみます。

Posted by ブクログ

2024/05/06

遅刻してきた人間に対して、一人で考える時間を与えられたので、ありがとうなど普通は言えない。また駐車場の警備員からもらったメッセージカードに対して、アクションを取ろうとも思えない。変わった人だが、だからこそ面白い話が読めそうだと思った。著者はニューヨークタイムズのコラムニストであり...

遅刻してきた人間に対して、一人で考える時間を与えられたので、ありがとうなど普通は言えない。また駐車場の警備員からもらったメッセージカードに対して、アクションを取ろうとも思えない。変わった人だが、だからこそ面白い話が読めそうだと思った。著者はニューヨークタイムズのコラムニストであり、ジャーナリストだ。時事問題への守備範囲も広く、アンテナの感度も高いというわけだ。 上下巻あるが、上巻は主にテクノロジーの加速度的進化について。ティッピングポイントは、iPhoneが登場したりと話題豊富な2007年であったと当時を回想する。私も2007年を思い出し、まだ世の中が新参者にも可能性が残されていた当時に思いを巡らす。変わり切る前の世界だ。 ー GitHubは最先端のソフトウェア開発の源。ソフトウェア創造の共同作業を促す。人気があるプラットフォーム。2007年以降爆発的に利用されるようになり、個人も企業もこのプラットフォームに頼るようになってきた。 ー 2007年にiPhoneが登場した時は、Appleのアプリしか備えておらず2Gのネットワークだった。しかしその後ベンチャーキャピタリストのジョンドーアの推奨で、ジョブズはiPhoneのアプリをすべてのアプリ開発者がリリースできるようにした。そこから2008年2009年にかけてアプリ販売が怒涛のように、データと音声の需要が爆発的に拡大した。 時代を大きく変えたという意味で、やはりスマホの意義は大きい。出版もゲームもパソコンもテレビも郵便関係も、何もかもが影響を受けた。 ボストンコンサルティンググループの「モバイルテクノロジーがいかに影響与えたか」という研究発表が本書で紹介される。アメリカ、ドイツ、韓国、ブラジル、中国、インドの世論調査の結果だそうだ。スマホと比較して1年間やめられるもの。外食は64%、ペットを飼うのは51%、バケーションは50%、週に1度の休みは51%、友達に会うのは45%、セックスは38%、つまり、スマホ無しでは生きられないという事。半数は、一年外出しなくてもスマホがあれば十分と言っているのである。コロナ禍を乗り切れたわけだ。 他にも地球温暖化の事や国際情勢についてなど。範囲が広く、しかも冗長なので少し胃もたれ気味だが、興味深く読みつつ、下巻へ。

Posted by ブクログ

2023/11/14

立ち止まるたびに、私は使命を聞くーラルフ・エマーソン 地下駐車場で出会ったエチオピア出身の見事なブログを運営していた男との出会い。激動する時代を眺める前に、一時停止をさせてくれたととらえたことが題名の由来。 きっかけは2007年。 本書の問題意識は、物理的テクノロジーの進歩は...

立ち止まるたびに、私は使命を聞くーラルフ・エマーソン 地下駐車場で出会ったエチオピア出身の見事なブログを運営していた男との出会い。激動する時代を眺める前に、一時停止をさせてくれたととらえたことが題名の由来。 きっかけは2007年。 本書の問題意識は、物理的テクノロジーの進歩は止められないしそうすべきではない。人間側の適応を社会全体でバックアップしていこう、てなとこ。 先進国の人々がグローバリゼーションに吞み込まれていると感じているなら、それは、デジタルや、貿易、移民の急速なフローの拡大が、あまりにも社会的テクノロジーーすなわち学習し、適応し、衝撃を和らげるツールーの先を行き過ぎているからだ。その結果人々は、未知の人間同士の接触すべてが、自分たちを呑み込んでしまうように感じたり、自分たちをつなぎとめるものー仕事、地元の文化、家庭や地域や祖国があるという実感ーを脅かすと感じたりする。 警告ー加速の時代には、社会が人々の下に堅牢な床を築かないと、おおぜいが壁に手をのばすーそれがいくら自滅的であろうと。その不安感に取り組むのは、現在の指導者層にとって最大の難問の1つだ。

Posted by ブクログ

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