- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
働き方の損益分岐点 人生格差はこれで決まる 講談社+α文庫
定価 ¥968
440円 定価より528円(54%)おトク
獲得ポイント4P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/3(木)~10/8(火)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/04/01 |
JAN | 9784062817400 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/3(木)~10/8(火)
- 書籍
- 文庫
働き方の損益分岐点
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
働き方の損益分岐点
¥440
在庫あり
商品レビュー
4.2
39件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
▪️用語 価値: 商品を作るのにかかった費用 使用価値: 商品を使うことで得られるメリット ▪️給料の本質 2種類の給与体系がある ・必要経費方式: 働いていくために必要なお金を支給する ・利益分前方式: 儲けた分で給料がきまる 労働力を商品だと考えると、必要経費方式では「価値」に依存して給料がきまるので、「使用価値」(=売上実績など)では決まらない ▪️資本主義経済の仕組み 会社は利益を出すために活動するが、利益は商品の価値が材料の価値よりも大きくなることで「剰余価値」として発生する。 その剰余価値には以下の3種類ある ・絶対的剰余価値: 労働者をたくさん働かせることで得られる剰余価値(例: 3時間多く働かせたが、その分を回復させるのに1時間分の時間で足りれば、2時間分の剰余価値が得られる) ・相対的剰余価値 生活費が下がることで、働いていくために必要なお金が下がり、支給する給料も下げられる ・特別剰余価値 イノベーションや、自社だけが知っている効率的なやり方でコストを削減すること ▪️資本主義で生きる労働者の運命 企業が利益を上げるために労働者が発明したイノベーションで、(労働者の)生活費が下がれば、給料の基準も下がってしまう(給料が必要経費方式なため) 他社との差別化を図るためにイノベーションを出してもコモディティ化してしまうので、利益創出のためにイノベーションを出し続けるしかない(でも、そうすると生活費が下がり給料も下がる) ▪️高い賃金を払ってもらうための条件 給料を高くするには労働力の「価値」を高めることが重要。 でも、多くの人は「使用価値」を高めることに注力している。使用価値を高めることの具体例は残業することや、売上成績を上げること。 それでも給料は上がるが、一時的なものになってしまう。 ▪️自己内利益を高める方法 自己内利益は以下の式だが、QoLのようなもの 自己内利益 = 年収・昇格による満足感 - 生きていくための必要経費 高給だけど、それを上回る激務・プレッシャーだとQoLは低くなる 【満足感を変えずに必要経費を下げる方法】 他の人と比べて精神的苦痛を感じにくい仕事をすること。 必要経費の中には気晴らしをするためのお金も考慮されていて(会社によるが)、精神的苦痛が少なければ気晴らしする必要がなくなるため。 【必要経費を変えずに満足感を上げる方法】 労働力の価値を高めることです。つまり、他の人が真似しにくい能力を身につける、ということです。 こうすることで、自分の必要経費はそのままでも年収を上げられたり、昇格できたりする(そんなに簡単な話でもない気はするが。。。) ただ、変化の早い業界では身につけた能力がすぐに使えなくなるかもしれないし、スキルの内容によっては賞味期限が短いものもあるので、できるだけ長いもので身につけられるとよい(例として、会計の知識、営業のスキルなどが挙げられる) 労働力の価値を高める取り組みは数年から10年単位での積み上げが必要で、日々の生活の中で労働力を「消費」するのではなく価値を高めるために「投資」することが大切とのこと。 本著の中にあったメッセージとして 「PLだけではなく、BSも考えて働く」 がありました。 PLが目先の利益を、BSが高められた労働量を表しているのだと解釈してます。
Posted by
働き方を見直す基準は古典『資本論』にあった。技術などが陳腐化してしまう職種より、変化が遅く経験が「土台」になる職種が望ましいとのこと。人生の損益分岐点の考察では、利益を確保する困難さからの「ストレスなく生活するためには、どこか山奥か離島にでも移住するしかない」との考え方に警鐘を鳴...
働き方を見直す基準は古典『資本論』にあった。技術などが陳腐化してしまう職種より、変化が遅く経験が「土台」になる職種が望ましいとのこと。人生の損益分岐点の考察では、利益を確保する困難さからの「ストレスなく生活するためには、どこか山奥か離島にでも移住するしかない」との考え方に警鐘を鳴らしている。いや~耳が痛い(笑)。仕事を楽しむ=仕事に興味を持つというのは納得。給料が、受け取る側の必要経費分であるということに目から鱗。仕事のできない上司が自分より高給であるという不満は、資本主義からしたら当然のことだったのか~
Posted by
一つ一つ丁寧に書かれていて分かりやすいです。 給料の仕組み、働き方を踏まえて、どうすべきなのか?考えるきっかけになる本でした。
Posted by