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議会学

向大野新治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉田書店
発売年月日 2018/04/01
JAN 9784905497639

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2018/12/10

長年、事務方として国会運営を支え、現在は衆議院事務総長を務める著者が、実務者らしい現実に即した議会論を提示するとともに、海外の議会の事例も参照しつつ、議会の成り立ちや議事堂の建設、議員、国会役員、会期及び国会開会当初のイベント、議案等の審議、国政調査、内閣との関係、会派、事務総長...

長年、事務方として国会運営を支え、現在は衆議院事務総長を務める著者が、実務者らしい現実に即した議会論を提示するとともに、海外の議会の事例も参照しつつ、議会の成り立ちや議事堂の建設、議員、国会役員、会期及び国会開会当初のイベント、議案等の審議、国政調査、内閣との関係、会派、事務総長と事務局といったテーマで議会にまつわる様々なトピックを解説。 デモクラシー=皆で決めることという考えや、自由闊達に議論すれば最適な結論が出てくるという考えを、かなうことのない理想論であると断じ、理想と現実には乖離があると指摘した上で、議会は、統治の主体ではなく、統治府たる政府の外にあって、統治者の判断や行動が間違わないように、あるいは間違った場合に、それを修正したり、その責任を追及したりするための統治の最善化を職責とする政治機関なのであるという議会観を披露している。そして、権力闘争の場としての議会を肯定的に捉え、弱者や敗者に対する配慮として、対立法案審議等における議事妨害などの一定程度の議事の騒然さにも、寛容であっていいと思っていると述べている。 「議会学」と銘打たれている割には、内容はあまり体系的ではなく、雑学的な内容が多いと感じたが、議会補佐の実務に長年携わってきた著者によって書かれているだけあって、議会の現実に基づいた含蓄の深い内容となっている。確かに自由闊達に議論してより良い結論を得るというのは、誰もが理想と感じるところではあるが、国会のような規模でそのようなことを実現するのは不可能に近いという現実がある。多くの研究者やマスコミは、そこを見て見ないふりをして理想論を語るが、まずはその現実を認めた上で、あるべき議会論を考えることが必要である。そういう点で、本書の論は、今後の議会論の前提とすべき、あるいはたたき台とすべきものだと感じた。

Posted by ブクログ

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