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メカ・サムライ・エンパイア(下) ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2018/04/19 |
JAN | 9784150121808 |
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メカ・サムライ・エンパイア(下)
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メカ・サムライ・エンパイア(下)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
前作よりメカの戦いが表に出てきた。続けて読むとむしろ前作は本作の舞台設定のために書かれてるような気がしてくる。いや「ユナイテッドステイツオブジャパン」も十分オモロいねんけど、あっちの方が何となくスピンオフっぽいというか、こっちの方が直球な印象。あと、意外と女性キャラ多いというか、...
前作よりメカの戦いが表に出てきた。続けて読むとむしろ前作は本作の舞台設定のために書かれてるような気がしてくる。いや「ユナイテッドステイツオブジャパン」も十分オモロいねんけど、あっちの方が何となくスピンオフっぽいというか、こっちの方が直球な印象。あと、意外と女性キャラ多いというか、いや、男性主人公のSFだからって女性が出て来ないことはないねんけど、これだけ多彩な女性キャラ出して来る(それが本線ではなく)SFって何か珍しい気がする。偏見のような気もするけど。
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敵がナチスなら軍国日本はまだましってことか、とくに皇国の正義のためにつくそうとする誠の目からすると、USJの体制がいかに抑圧的かはところどころに垣間見えるだけである。 誠の同級生で優等生のお嬢様、しかしものすごく腕のいいパイロット橘範子が「ですわ」で喋り、誠と警備会社の厳しい...
敵がナチスなら軍国日本はまだましってことか、とくに皇国の正義のためにつくそうとする誠の目からすると、USJの体制がいかに抑圧的かはところどころに垣間見えるだけである。 誠の同級生で優等生のお嬢様、しかしものすごく腕のいいパイロット橘範子が「ですわ」で喋り、誠と警備会社の厳しい訓練を耐え抜く烈女パイロット千衛子(苗字はないみたい)は男っぱくまくし立て、前作で登場した天才的女性パイロット久地樂(くじら)の息子・同名の久地樂は母と同様、のらくらと関西弁。見事にアニメ風の登場人物であるし、翻訳もその辺はあざとく訳している。ドイツからの交換留学生で誠が思いを寄せるグリゼルダがこの体制に疑問を差し挟ませる重要な役柄となるが、本作では皇国のため、ナチスのバイオメカをやっつけろという話で押していく。 誠ら士官候補生は、ドイツから亡命したギュンター博士の指導の下、バイオメカに互する性能を持ったリバイアサン級メカの実験に参画するが、そこにナチスの攻撃が……という展開。続編の予告あり。前作同様、新ハヤカワSFシリーズ1巻本と、文庫上下との同時発売。
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歴史改変SFの第2弾。前作よりももっとロボロボしてるので、爽快。 設定が同じだけなのであえて前作を読まなくても楽しめる。
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