1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

教養としての中国古典

湯浅邦弘(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥3,300

¥1,925 定価より1,375円(41%)おトク

獲得ポイント17P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2018/04/30
JAN 9784623082759

教養としての中国古典

¥1,925

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/06/13

孔子と儒教について基礎的な知識がついたかなというところで、中国古典全般を概観したいと思って読んでみた。四書五経、諸子百家、歴史・故事関係、唐代以降、現代中国での古典の受容という章立て。 論語、尚書、左伝、礼記、孝経、老子、孫子、墨子、韓非子、呂氏春秋、戦国策、烈女伝、十八史略、貞...

孔子と儒教について基礎的な知識がついたかなというところで、中国古典全般を概観したいと思って読んでみた。四書五経、諸子百家、歴史・故事関係、唐代以降、現代中国での古典の受容という章立て。 論語、尚書、左伝、礼記、孝経、老子、孫子、墨子、韓非子、呂氏春秋、戦国策、烈女伝、十八史略、貞観政要、朱子語類、家礼、菜根譚、呻吟語。 特に朱子がどのように儒学を発展させたのかや、中国での国学ブームなどについての理解が深まった。

Posted by ブクログ

2018/06/11

・レ点(返り点)が行末にあるのに違和感を覚える。 ・本書では,訓点付き漢文の表記が統一されていない。各著者にまかせている。 23頁『論語』「亦た説ばしからずや」。288頁『呻吟語』「又是れ一の過ちなり」。 248頁『朱子語類』「甚(はなはだ)しく」。289頁『呻吟語』「甚(はなは...

・レ点(返り点)が行末にあるのに違和感を覚える。 ・本書では,訓点付き漢文の表記が統一されていない。各著者にまかせている。 23頁『論語』「亦た説ばしからずや」。288頁『呻吟語』「又是れ一の過ちなり」。 248頁『朱子語類』「甚(はなはだ)しく」。289頁『呻吟語』「甚(はなは)だ彼我に於(おい)て」 138頁『墨子』「交々(こもごも)相利す」。277頁『菜根譚』「交(こもごも)流れ」。 58頁:刑濫れれば, ・「みだる」は,古文で活用すると「みだるれば」。漢文では「みだれれば」と活用するのか? 71頁:之れ性と謂い……。73頁:之(これ)に譲る…… 88頁:身體發膚 ・手を抜いて,簡体字を繁体字にコンバートして,それをそのまま貼り付けて,安心してはいけません。 106頁:來タリ 来たり  ・ルビをつけられるのだから,「来(きた)り」で,いいのではなかろうか。 139頁:殺2一人1謂之不義1、  一人を殺さば之(これ)を不義と謂い、 ・「謂」の後ろ,訓点「2(二)」がない。 この『墨子』の著者は,「說」「為」字を使っている。『論語』の著者は「不亦説乎」と「説」字を使う(23頁)。『左伝』の著者は「爲」字を使う(57頁)。この『墨子』の著者は,「謂イ」「謂ウ」と,現代仮名遣いで訓点を打っている。非常に珍しい,と思ったが,他の著者も現代仮名遣いをしているので,大阪大学では珍しくないらしい。おそらく著者なりの信念に基づくものなのだろう。「從而」を「從ッテ」と訓じながら,「至」は「至リテ」とする。訳は「侵略するに至っては、」。それなら訓点も「至ッテハ」でいいように思える。 ・参考文献のところに十分な余白部分があるにもかかわらず,本田済『墨子』(人類の知的遺産 6)を挙げていない。評価が低いのだろう。残念。 ・『尚書』の著者(42頁「平-2章百姓1=百姓を平章す)」)と『礼記』の著者(73頁「出-2入門戸2=門戸を出入し)」)などは,二字の熟語を「-」でつないでいるが,『呂氏春秋』の著者は172頁「所2以生=生ける所以(ゆえん)」と「-」を使用 していない。 ・『戦国策』『十八史略』の著者(同一人)も,訓点に現代仮名遣いを使用。大阪大学では,訓点の仮名遣いは,どちらも許容しているのであろう。ただし『墨子』の著者とは異なり,「爲」字を用いる。 202頁:『列女伝』 漢文「者死スト」。書き下し「者は死す,と」。 ・訓点を忘れたか?この(「身体発膚」の)著者は「いづ」の活用を知らないようだ。 「曰」を「曰わく」ではなく「曰く」とするのは,慣用的にいいとしても,「出(いで)て」は変でしょう。「出(いづ)る」とか,するんでしょうか?『十八史略』の著者をみならって,「出でて」としましょうよ。 ・書き下し文で「安(いづく)」「埋(うづ)む」と振り仮名を振っているが,「いずく」「うずむ」と書くのではないでしょうか。訓点としては「イヅク」「ウヅ」であったとしても。もし,書き下し文に古い仮名遣いでルビを付けるのであれば,統一して「陽報(ようほう)」ではなく「やうほう」とすべきではないだろうか。 ・186頁『戦国策』「子 安(いず)くんぞ」。 ・277頁『菜根譚』。湯浅先生は「自ヅカラ」「自(おの)ずから」と,訓点と書き下しでは,「ヅ」「ず」と書き分けている。 ★一般に「陰德必有陽報」として通用している文が,『列女伝』では「有陰德者,陽報之」となっていることを知る。陽報=はっきりとした報い。なるほど。「陰」と対になっているのだから,こう訳すのが正しいのだろう。good reportとばかり,思っていた。 217頁:食頃=食事をする程の短い時間。 ・いつも思う。先秦時期には食事には時間をかけなかったのだろうか,みな,早食いだったのか,と。 252頁:「割注(わりちゅう)」または「双注(そうちゅう)」と言う…… ・「双注」は,初見。『日本国語大辞典』にも『漢語大詞典』にも,項目がない。これは,大阪大学でのみ通用している用語なのか,それとも日本の漢文業界での通用語なのか,未詳。「双行注」(これも辞書にはない)の方がわかりやすいと思うが。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品