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わたしの容れもの 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2018/04/01 |
JAN | 9784344427198 |
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わたしの容れもの
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商品レビュー
3.8
21件のお客様レビュー
老いに関するのエッセイだけど、不思議と読んでて歳を重ねるのも悪くないじゃん?と思う。 同い年の友人たちも自分より2、3個上の友人もだけど 20代が自分のことおばさんって揶揄するのが上手く言えないけど凄く凄く苦手で……むしろ年齢を重ねた方が生きるのが楽になったって人たちが多いし、老...
老いに関するのエッセイだけど、不思議と読んでて歳を重ねるのも悪くないじゃん?と思う。 同い年の友人たちも自分より2、3個上の友人もだけど 20代が自分のことおばさんって揶揄するのが上手く言えないけど凄く凄く苦手で……むしろ年齢を重ねた方が生きるのが楽になったって人たちが多いし、老いへの恐怖心はあるけど明るい気持ちになれた。 自分を好きになりたいしそういう風潮だけど、どうしても容姿とか体型とか内面とか気にして落ち込んでしまう。だけど悩みの大半が容れものに対してだと思うとなんでか分からないけどすっきりした感じ。 容れものの経年劣化だって手入れして大事にはしていきたいよね。
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「私の入れ物」とは体そのもの、そして精神と思考回路など自分全ての入れ物なのだろう。 著者は盛んに加齢に対する恐れと期待を抱いている。 そして年齢が来ても期待している加齢の減少を体験できずに焦りさえも覚えている。 不思議なことかもしれないがわかる気もする。 例えば老眼。 本を手に取...
「私の入れ物」とは体そのもの、そして精神と思考回路など自分全ての入れ物なのだろう。 著者は盛んに加齢に対する恐れと期待を抱いている。 そして年齢が来ても期待している加齢の減少を体験できずに焦りさえも覚えている。 不思議なことかもしれないがわかる気もする。 例えば老眼。 本を手に取りさりげなく老眼鏡をかけるシニアはなんと格好いいのだろうと私も思っていた。今では面倒で仕方がないけれど。 反面、著者は期待していなかった、あるいは予想していなかった加齢による症状を実感するとショックを受けた様になるらしい。 転倒、疲労、食べ方が美しくなくなる、などなど。 この期待感とショックのジレンマ。 著者より確実に年上の私は断言できる。 著者はまだまだ加齢を体感するには若すぎるのだ。
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角田さんが歳を重ねることについて、書いているエッセイ。 私も歳を重ねることを怖がらず、前向きにとらえていきたいと思った。
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