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朝ドラには働く女子の本音が詰まってる ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/04/05 |
JAN | 9784480071361 |
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朝ドラには働く女子の本音が詰まってる
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
筆者の癖が強かった笑 とはいえ、カーネーションの部分はあぁ…わかるわぁって思った。 あと、結構筆者が自由に発言をしまくっているのもあり、言葉に発することの大事さを学んだ。
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ひよっこ以外はおおむね著者と好み似ている。 比較的新しいものが中心。 2007のちりとてちんから2017のひよっこまで。 自分もちりとてちん、カーネーション、あまちゃん、あさが来たは好きだった。 まれが微妙だったのも同意。 逆にひよっこはあまり印象に残っていない。 とと姉ちゃん(...
ひよっこ以外はおおむね著者と好み似ている。 比較的新しいものが中心。 2007のちりとてちんから2017のひよっこまで。 自分もちりとてちん、カーネーション、あまちゃん、あさが来たは好きだった。 まれが微妙だったのも同意。 逆にひよっこはあまり印象に残っていない。 とと姉ちゃん(2016)と花子とアン(2014)、べっぴんさん(2016)はそこまで悪くなかったけどな。主人公に共感はできないが。 生涯独身のヒロイン、とと姉ちゃんが朝ドラ初だったとあるが、2000年のオードリーもでは? 仕事が忙しくて真剣にみれていないものもあったので、改めて考察を読んで懐かしく感じ、理解も深まった。やはり著者は人生経験を積んだだけあって着眼点が違う。 簡単な著者の考察(&自分の感想) ・ちりとてちん2007 四草かっこいい。劣等感にあふれながらも自分の道を見つけようともがく主人公に共感(同意!)。最後妊娠して退職というオチはがっかり(覚えていなかった・・・。まだ働いていなかったから自分のこととしてとらえられなかったんだろう) ・ゲゲゲの女房2010 向井理の水木しげるはよい夫の鏡(それでも時代のせいか亭主関白な気は当時していた。あの時代にしてはいい夫だったのかもしれないけど)。 ・ごちそうさん2013 朝ドラの王道。夫があまり魅力的でなく嫁いびりする姉も注意しないので「この人はハンサムなんだ」と頭の中で翻訳して毎日見ていた。妹役の高畑充希がけなげでキュート(これは自分も覚えている)。 ・カーネーション2011 糸子の恋切ない。周防さん色気あってかっこいい(同意!)。強気で道を切り開いていく糸子はかっこいい。(他に好きな人もいないし優しいから結婚したという消極的選択。今も、「結婚」そのものがしたい人や適齢期で焦っている人はそういう人多いだろう) ・花子とアン2014 ヒロインばかりが幸福を独占してイラっとする(あんまり覚えてないけど、自己中なくせにちやほやされている子に腹立つ気持ちはわかる)。嘉納伝助は威圧感はあるが恐怖感を抱かせない。品が悪い人を品よく演じる吉田。 ・あさがきた2015 榎本佑うまい。 ・まれ2015 展開が都合よすぎ。仕事と母親業の両立の描き方が、働く母をなめてる。こんな直線思考で物事が進むなら苦労しない。(おおむね同意)。てっぱんの主人公と同じ感じで天然でお人よしだけど周りが助けてくれる。お人よしに最初はウザがられるけど最後には感謝される、っていう構図。 ・べっぴんさん2016 中学生が台本書いた学芸会みたい。セットも安っぽい。谷村美月うまい。(でも自分は主演の芳根京子もファーストラブとかで怪奇的な演技をしてて好き) ・あまちゃん2013 脚本のクドカンは今を生きる女子を肯定的にとらえている。朝ドラが女の一代記(結婚出産夫見送る)でなくてよし! ・とと姉ちゃん2016 主人公が寂しい。他人ファーストすぎ。 仕事で孤独が埋められているように見えないし恋愛もいらない。(自分としては星野さんとの恋愛シーンはキュンキュンしていたが) ・ひよっこ2017 実在モデルの成功譚ではないのが素晴らしい。勝たなくていいと言ってくれたドラマ。(同じ岡田作品なら、おひさまよりひよっこより断然2001のちゅらさんがよき)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「カムカムエブリバディ」を鑑賞後、次にみる朝ドラを探していたとき図書館で見つけた本著。 朝でも慌ただしく出勤する必要がない女性をターゲットに女性の一代記が描かれ続けたこと。 働く女性の変化から開始時間が15分繰り上がったこと。 日曜日の大河で描かれる偉人の生涯が 働く男性の1週間を奮い立たせるなら 朝ドラは女性たちへのエール。 描かれてきたのは偉人だけでなく、 その時代、隣にいたかもしれない、 自分の祖母や身近な人だったかもしれない女性。 毎日15分の連続性に元気をもらい、涙する。 配信で一気見するのがもったいない。
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