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われらはレギオン 1 AI探査機集合体 ハヤカワ文庫SF
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われらはレギオン 1 AI探査機集合体 ハヤカワ文庫SF

デニス・E.テイラー(著者), 金子浩(訳者)

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われらはレギオン 1 AI探査機集合体 ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/04/04
JAN 9784150121785

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われらはレギオン 1

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商品レビュー

4.3

14件のお客様レビュー

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2024/06/19

あらすじは「銀河帝国の興亡」ぽいのに ノリがオタク…トレッキーだし(笑) ふざけすぎって思う人もいるかもですが 読みやすいし、私は好きな脱線具合。 冷凍睡眠を申し込んで事故死したら 目覚めた時代はすっかり未来で なんと「生身」の体はなくなって 「データ」として生き返らせられたボ...

あらすじは「銀河帝国の興亡」ぽいのに ノリがオタク…トレッキーだし(笑) ふざけすぎって思う人もいるかもですが 読みやすいし、私は好きな脱線具合。 冷凍睡眠を申し込んで事故死したら 目覚めた時代はすっかり未来で なんと「生身」の体はなくなって 「データ」として生き返らせられたボブ。 地球の移住先を見つけるための 恒星間探査機の頭脳として組み込まれたものの 対立国から壊されかけて急ぎ地球圏脱出。 指揮系統をぶっ壊し、自分の意志で 移住先探索の旅に出るのだった。 最初のボブだけでは手が足りないので どんどんデータコピーしていって それぞれのボブの物語へと広がっていく。 同じ人物のコピーのはずが 何故か少しずつ性格も違っていて たぶんそれは「どの面」が 強く出るかによるんでしょうね。 「おそ松くん」的分裂と思って読みました。 一隻は見つけた惑星で先住民観察始めたり 地球圏に戻った一隻は移住計画に関わったり さて今後どうなることやら。

Posted by ブクログ

2024/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて目にした時から読みたかった作品。 1巻の時点で、 「機械での人格のエミュレート」、「蘇り」、「自己の複製(コピー)」、「外宇宙探査」、「宇宙空間での戦闘」、「(人類以下のレベルの)知的地球外生命体」、「(人類以上のレベルの)(おそらく敵性の)知的地球外生命体」、とアイディアを出し尽くしたんじゃないかというくらいの盛りだくさんの内容で、最初から最後までダレることなく面白い。 主人公のボブには共感する部分が多く、どんな状態でも前向きで楽しんでいる様子や常に頭を使っている点は自分も同じだろうと思って、イライラすることなく読んでいられた。 明るく前向きとは言っても、目が見えない(カメラがオフライン)場面では「多くの楽しいことが出来なくなる」と落胆しており、ただ底抜けに明るいだけではない(でも絶望したりはしない)点も共感するところであった。 オーストラリアの探査機のAI人格が感覚を遮断されて狂いそうになっている点や、ボブ達は仮想空間で肉体と感覚を再構築したためにまともでいられたと振り返っているところに、元人間が人間としての記憶を残したまま機械の中で生きることの難しさを表現している。 同じく、AI - 人間間の感覚の差異として問題となりそうな人格のコピーについては、「かなり似ているけれども異なる人格になる」という上手い解決法を示している。全く同じ人物が増えていく(= 同じ方向と意思を持って勢力を拡大していく)ことを予想していた自分としては、これは以外で面白い発想だった。 本質的な部分では多くのボブ達が理解し合えるだけの相似性を持ちながら、相性の違い(イヤなやつも生まれてくる)も同時にあるのは面白い。ボブ達がコピーを作ることに余り熱心で無いことも人間くささを感じさせるとともにキャラクターの増加を抑える効果を与えている。

Posted by ブクログ

2022/05/27

図書館で。 AIが個人の趣味や考え方を学習して、個人の過去を記憶し、どういった選択をするかという事をシミュレートできるようになったら、人が死んでもその人の考え方や思想は保存できるんじゃないかな、と思ったことがあります。そうしたら未来の人間が過去の人間に相談したり、証言を求めること...

図書館で。 AIが個人の趣味や考え方を学習して、個人の過去を記憶し、どういった選択をするかという事をシミュレートできるようになったら、人が死んでもその人の考え方や思想は保存できるんじゃないかな、と思ったことがあります。そうしたら未来の人間が過去の人間に相談したり、証言を求めることが出来るかもしれないなぁと。 主人公は未来のテクノロジーによって起こされたプログラムというかAIというか、「自分は人間である」と認識している思念体で、簡単に言うと宇宙船を操作する管理システムに転生した人間、という感じ。でも自己認識は人間だから、VRにアバターを作ってネコも作っちゃうのが面白い。そこで12面観音みたいな姿にならないのが人間の限界なのかな。もともと自分になかった機能を付け加えても使えないという事なのかもしれない。 自己複製で自分と同じ人格を許容できるのかと言われると結構大変そう。少なくとも私だったら、自分と2人だけとか自分と同じ存在しかいない世界は嫌だなぁ。自己中毒になるというか、結局独り言を言ってるような状況だと思うので。とはいえそこはAIが彼という人格パターンを走らせているのだから、好きとか嫌いという感覚は薄れているのかもしれない。考えてみると面白いかも。 と言う訳でネコが好きというあたりで大分好感度が上がりました。地球とのやり取りも、ああ、そういう感じになりそう…と思いましたが、未知なる生命体との接触は個人的にはあまり干渉しすぎるのもどうなの?と思って読んでました。シリーズで続きそうですがまぁとりあえずここまでで良いかな。

Posted by ブクログ

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