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超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム
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超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム

中島岳志(著者)

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超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/03/28
JAN 9784480843166

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超国家主義

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商品レビュー

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2021/05/02

戦前の主な超国家主義者を一人ずつ紹介しながら、時系列としては最終的に2・26事件で超国家主義が破綻するまでを描いています。 超国家主義が生まれた背景には、社会矛盾によって個人が抱え込んで「煩悶」があり、さらに社会における格差と分断があった、というのは知っていました。ただ、それが一...

戦前の主な超国家主義者を一人ずつ紹介しながら、時系列としては最終的に2・26事件で超国家主義が破綻するまでを描いています。 超国家主義が生まれた背景には、社会矛盾によって個人が抱え込んで「煩悶」があり、さらに社会における格差と分断があった、というのは知っていました。ただ、それが一人ひとりにどんな影響を与え、それがどんな連鎖をしていったのか、知らないことも多く、いまさらながらに「そういうことか」と思わされたことがありました。 紹介された人の名前は全部知っていましたが、思想や経歴を知っている人もいれば、名前しか知らなかった人もいました。大川周明や橘孝三郎、安藤輝三、井上日召のことはよく知っていて、好きか嫌いかといえば好きな部類に入る人たちです。そういう意味で、気分としては共感できることは多々あります。若い時を振り返れば「煩悶」を抱えるのも良くわかります。社会矛盾を解消するために「奸臣どもを討つ」と思い詰める志は支持すらしたい。 しかし、個人の心の悩みを政治によって解決しようとするのはやはり間違っています。個人の孤独をより大きなものと一体となり溶け合うことで解消するのは無理があります。結局、超国家主義の上澄みだけをすくったグロテスクな権力だけが残るだけのことでした。 一億層中流社会が崩れ、格差が広がり続けている現在、処方箋がわかるわけではないですが、考えるヒントをくれる本。歴史に学ぶことの大切さも思い出させてくれるかもしれません。

Posted by ブクログ

2018/10/20

国家によって与えられ、守られる個人あるべきなのか、国家を超越する理想を追求していく個人であるべきなのか。歴史上の出来事とはいえ、考え方やその行動力について今の時代においても気になるところです。

Posted by ブクログ

2018/07/23

戦前の超国家主義思想について漠然としたイメージはあった。が、ひとりひとりの人物の経歴と思想を簡潔かつ的確にまとめ、それらを読みやすく並べたこの本によって、それがきれいに像を結んだ。第1章の1(北村透谷の死)と「あとがき」だけでも読む価値がある。

Posted by ブクログ

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