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元号 年号から読み解く日本史 文春新書1156
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元号 年号から読み解く日本史 文春新書1156

所功(著者), 久禮旦雄(著者), 吉野健一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/03/01
JAN 9784166611560

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商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2020/01/09

文字通り元号について書いた本。 元号が日本史において大きな役割を担っていたことを知ることができた。

Posted by ブクログ

2019/04/14

この本は元号の歴史を知るのにオススメの本です。 古代、中世、近世、現代と時代を区切って元号にまつわる話をまとめています。 元号を通して皇室の長い歴史を垣間見ることができました。

Posted by ブクログ

2018/06/20

平成から天皇の代替りにより次の年号が興味を集めている中で大化・白雉に始まり、天皇の代替り、天変地異からの新規巻き直し、そして甲子・辛酉の革命の年に改暦が行われてきたという経緯から始まり、一世一元への移行、大正・昭和・平成への代替りに関する逸話の数々。そもそも中国でも漢の武帝の建元...

平成から天皇の代替りにより次の年号が興味を集めている中で大化・白雉に始まり、天皇の代替り、天変地異からの新規巻き直し、そして甲子・辛酉の革命の年に改暦が行われてきたという経緯から始まり、一世一元への移行、大正・昭和・平成への代替りに関する逸話の数々。そもそも中国でも漢の武帝の建元が最初とは考えたこともなかった。そして1979年の年号法の成立に至るまでの政治背景など…。さまざまな角度からの元号の説明は興味が尽きなかった。白鳳という年号がなかった(実は白雉しか存在しない!)とは気がつかなかったし、大正はベトナムにあった莫国で使われた実績(1530~1540年)があった、など興味深いお話だった。また戦後すぐには元号についてGHQは「年を数えるについての権威として天皇を扱うことは新憲法の建前から好ましくない」との立場だったとのこと。しかし西暦はキリスト教以外の人には受け入れられないとの日本側の考え方があったとのこと。中国は西暦を用い、台湾は辛亥革命以来の中華歴を用いているとは面白い。そのため、今や世界で唯一の元号が残る国・日本。これは日本古来の伝統として誇るべきことなのか、中国・韓国・ベトナムのように元号を廃止した国は伝統を捨てたといえるのか?韓国に至っては新羅が650年には独自の暦を廃止しているという。代替りの混乱、そして金銭的な負担は今の問題だけでなく、過去にも資金がないために改元をあきらめたことがあったとは、実に面白い!

Posted by ブクログ