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絞首台の黙示録 ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2018/03/22 |
JAN | 9784150313210 |
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絞首台の黙示録
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
人が死ぬのは人から忘れられたときとは言いますが,複数人があたかもそこに故人が生きているよう振る舞えばそれはそこに存在したことになり得るのだろうか.最後に伊郷由史が自室で眠る所で,だから邨江は伊郷氏の父親の部屋で寝たのかなと思いました.そして最後まで読んでから初めのページの三行でなるほどとなりました.
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これは、、、頭混乱した。 ナニナニ、どういうこと?と何度か頭を抱えたし、全部うやむやのまま終わったらどうしよう、という不安と戦いながら読んだけど、何か微妙にすっきりしない感も残りつつ、まあ一応、平和的な終わりを迎える。後半けっこう怖かったので、幽霊の話でなくて良かった。 ピタッとピースがハマる系の話では、そもそもないだろう。 でも、実在しない人間の一人称ってズルくないか? それにしてもこの作家は、本当に自我、自意識、自己、自分、何というのが適切か判らないけれども、そういうものを問うのか好きというか、大きなテーマにされていると思う。手を替え品を替え、繰り返しこれをテーマに据えた作品を書いておられる。 ただ、その、自我を語って深めていく過程が、、、クドイ(^_^;)話のキモなので仕方ない気もするけど、これは、嫌いな人はまず最後まで読めないと思う。
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ものすごく実験的と言うか、構造がひたすらややっこしくて、油断してると混乱してしまう。また、時間軸が作中人物の主観で固定されているため、意図的な混濁が随所に挟み込まれているので余計に分かりにくい。 分かりやすいエンタメではないけど、思考実験をこういうSF作品として昇華させてしまう手腕はお見事という他ない。 自分の理解だと下記だけど、読み飛ばしたり記憶から飛んでたりしてる箇所もありそう。 冒頭で死刑となったのは邨江清司。 長野から移動してきた伊郷工は、邨江清司が憑依した伊郷由史からの電話で影響を受けてしまった、伊郷工の妻。 本物の伊郷工はすでに死亡(死因は不明?)。 伊郷由史の家に訪問してきた自称伊郷工は、邨江清司の死刑に立ち会っていた伊郷由史に取り憑いた邨江清司。 伊郷文はすでに死亡(文中で伊郷工(の妻)が述べているように、幼少時に死亡?) 冒頭の教誨師は後上明正(めいせい)。 保育所で初めに出てきた牧師は、邨江清司の影響で後上明正(あきお)の意識を憑依させられた現理事長。 時系列は下記? まず邨江清司が死刑となり、その場にいた伊郷由史に憑依。伊郷由史は後上明正(めいせい)を訪問(文中に描写なし。おそらく日常会話?)。訪問後、伊郷由史は終電の新幹線で自宅に戻り、伊郷由史が伊郷工の妻に電話(本書のラストシーン)。翌日、未覚醒の邨江清司が憑依した伊郷由史は外出(これは文中に記載なし?)。前日に伊郷由史を訪問し、不在だったホーリーベルの小林から伊郷工の妻に電話。伊郷工の妻が伊郷由史の家に移動。邨江清司が憑依した伊郷由史が帰宅。伊郷工の妻と邨江清司が憑依した伊郷由史の話となる。いろいろあって後上明正(めいせい)を訪問。ここで、前日の訪問との混濁が発生し、グチャグチャなシーンとなる。伊郷工の妻は保育園を出発してあとは描写なし。邨江清司が憑依した伊郷由史は自宅に戻り、ここでまた時間軸の混濁が発生。その後、伊郷由史は死亡(描写なし)。という感じ? いやー分からんw こうして書いてみると矛盾点とか無理やりな所も多いしなー。
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