競争と協調のレッスン コロンビア×ウォートン流 組織を生き抜く行動心理学

アダム・ガリンスキー(著者), モーリス・シュヴァイツァー(著者), 石崎比呂美(訳者)

• 販売会社／発売会社: TAC出版
• 発売年月日: 2018/03/22
• JAN: 9784813271536

商品レビュー

2022/10/25

本の題名に惹かれて読んだけど、
ちょっと期待していたのとは違った。
と、思ったら、
サブタイトルが、そのままの感想。
組織を生き抜くための行動心理学、の本でした。

2021/01/04

権力、序列、性別は意思決定のスピードを早めるが
正確になるわけではない。
正直であることは素晴らしいことだが評価に結びつくとは限らない（奥さんの手料理への感想など）
相手の立場に立って考えることは大事だが、共感しすぎると言いなりになってしまう。

2018/08/23

各種実験結果などから得られた人間の特徴を考察され、目指すべき目的を果たす為にどのような手法を採用するのが良いかという事を示唆されている。
営業マンだけでなく、様々なシーンで交渉事は発生するが、それをうまくクロージングするためには、ここに書かれている内容を理解している方がスムーズに進むのではないだろうか？
とはいえ全員が思ったとおりの反応をするのか？というわけではなく、そのような傾向があるということだと思われる。

信頼を得る方法やなくした信頼を取り戻す方法については、特に興味深く読める。
リスクマネジメントにおいてもこのような考え方を取り入れているのであろう。トップ及びそれに近いポジションの方々はこのような考えを理解している参謀（経営スタッフ）が必須となってくると思われる。

私自身も経営企画というポジションに就いているので、非常に参考になった。社内外問わずこちらの要求をそのまま受け入れてくれるケースは少ない。
相手が満足のいく（納得感のある）状態で交渉をクロージング出来ると次にも繋がると思いますので、早速意識しながら行動したい。