大黒さまの福さがし メディアワークス文庫

相原あきら(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2018/03/23
• JAN: 9784048936965

商品レビュー

2018/11/22

最近は、漫画チックな表紙の本が沢山出ている。
それも可愛いらしいものが・・・

作者　相原あきら氏も初めて読む作品であるのだが、表紙を広げてみて、作者の紹介で、USJにチケットが、当選されたと、、、そして、USJをUFJと言い間違えるので、今度は銀行へ行くかも・・・と、書かれていて、笑いながら手に取った本である。

内容も、凄く、七福神の厳かな雰囲気は、一切無しで、話が、始まって行く。
「神様は、弱い者を救ってあげる。それが正しい事でしょう」と大黒が、八十神達と喧嘩したことが発端である。
高天原で、弁財天が、人間界ヘ行ったことから、大黒天と少彦名と共に地上へと降り立って探しに行く。・・・

そうそう、神様の数え方は、１柱だったと思いながら、意味もなく読み終えてしまった。

2018/04/25

【神様はね、「幸せ」を与えて救ってあげられるから神様なんだよ――。人間みたいな神様のお騒がせ人情物語。】

　――ある日、高天原にて。弁財天が「七福神」を辞めると言い出し、人間界に隠れてしまった!?　同じ七福神の一柱・大黒天は、六福神にならないように神捜しすることに。
「僕も一緒に連れてってよ」
「ヒコ、俺は地上に遊びに行くわけではないんだが……」
　お調子者の親友・少彦名を連れて地上へ降り立った大黒天は、そこで出会った少女・出雲に導かれて悩みを抱えた人間を救っていく。だが、その中で見つけ出した「幸せ」には、弁財天が隠れた本当の意味が込められていて……!?