Mr.Bloodsucker アプレC

やみと(著者)

• 販売会社／発売会社: 東京漫画社
• 発売年月日: 2018/03/16
• JAN: 9784864423274

商品レビュー

2018/07/11

▼あらすじ
正義感と思いやりにあふれる青年神父・キースは、傷を負った吸血鬼・ヴィルジールを助けてしまったことからともに暮らすことに…!
何やらワケありらしいヴィルジールをなかなか憎めないキースだったけれど、自己愛"強"のお耽美吸血鬼との生活は波乱づくしで?!
禁欲主義の新米神父×傲慢お色気ヴァンパイアのドラマティックラブコメディ

＊＊＊

ストーリーの完成度：★★★★★
コメディ度：★★★★★
血みどろ度：★★★★☆
エロ度：★★★★☆
萌え度：★★★★☆
総合評価：★5.0

吸血鬼モノ、久々に読みました！
表紙からしてもう好みだったのですが、中身も期待通り、いや、期待以上の面白さで一発でやみと先生の大ファンになってしまいました。
因みにこちらデビューコミックスとの事で、元々は同人誌の方で描いていたお話なんだそう。
絵柄が割と個性的なので好みは分かれそうですが、私は綺麗で番人受けする絵よりも多少癖がある絵の方が好きなので、やみと先生の描く絵にめちゃくちゃ惹かれてしまいました。

肝心なストーリーの方も、非常にテンポが良く最後までさくさく読めるのでストレスを感じる事も無かったですし、何よりコメディ色強めなので至る所で笑えます。
キャラクターの言葉の応酬、とりわけヴィルジールのボケに対するキースのツッコミが可笑しく何度も笑わせられましたし、ヴィルの言葉の通じなさも面白くて口元が緩みっぱなしでした(笑)

ベルガモット(表紙のショタ)が出て来た辺りは少々血腥いシーンがあったり戦闘シーンがあったりとBL漫画らしからぬ少年漫画のような雰囲気で(元々少年漫画っぽい雰囲気の作品ではあるのですが)ページをめくる手が止まらず、特に戦闘シーンでは本気を出したヴィルが格好良くて「次は首を刎ねる」の好戦的な表情と台詞に不覚にもグッと来てしまいました♡

因みにエロの方もバッチリで、殆どヴィルの方から仕掛けているので襲い受けが好きな人にはかなりツボなんじゃないでしょうか(笑)
個人的には攻めは攻めらしくきちんと職務を全うして欲しいタイプなので、最後の方で媚薬によって発情したキースにヴィルが組み敷かれるシーンが一番好きです(笑)

最後は一応二人ともヴラド公認(？)でくっ付いて大団円的な終わり方をしましたが、ベルガモットを吸血鬼にした謎の男の存在がまだ明らかになっていないので、これで終わりではないはず…！と、思ったら案の定これで終わりではないらしく、巻末に“まだまだ続きます”と書いてあったのでやったー！となりました！o(^▽^)o
既にもう何度も読み返している作品なので、今から2巻の発売が待ち遠しいです♡
本当に最初から最後までとても楽しく読めた作品なので、評価は文句無しの★5です(^^)

2018/04/12

スッゴい睫毛(笑)ひさびさの睫毛漫画、堪能させていただきました～♪エロがっつり。でも情緒もある。ギャグセンスもある。面白かったです。
童貞平民神父×スパダリ吸血鬼。ふたりの養子？となる吸血鬼72才も最初は唐突感あったけど、だんだん三人が家族になっていく雰囲気がじわりとくる。

エロ抜きだと少年漫画としてイケるくらいキャラ立ちしてるし構図もアングルもうまい。続きもでてほしい。