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オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家 講談社学術文庫2493
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/03/11 |
JAN | 9784062924931 |
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オスマン帝国の解体
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
オスマン帝国の歴史に触れたくて読み始めたところ、第1部が理論編で思いのほか難しく、うぅ、これは厳しいかも…と、尻込みしそうになりましたが、我慢して1部を読んだら、2部以降が俄然面白く読み切れました。 構成の妙ですね。
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- ネタバレ
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イスラム教を母体とするオスマン帝国について学ぼうと手に取った。 著者によると、オスマン帝国時代、いわゆるイスラム世界は、他宗教を排他的に扱うのではなく、他宗教に課税等の義務を課しながら共存する社会を構築していたという。本著ではイスラム教の融和的な側面に焦点が当てられている。 人間というのは、宗教や民族、肌の色、言語、出自地域などで括ることができる何らかのまとまりに固執し、かつ政治の多数派になることにより、生活の安定若しくは優位性を確保しようとする。そして結局は多数派と少数派の間で諍いが生ずる。これは科学がいくら進歩しようと人類の根っこの部分に残る抗えない性なんだろうか。
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最高に勉強になった ただ、最初の方に、オスマン帝国の歴史をざっとまとめてあるが、それでもその部分は長く、早く本題に入ってほしいと思った。 割と薄い本だが、オスマン帝国が、その版図にあった現代の国家に与えた影響を考える上では重要。
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