理解という名の愛がほしい。 河出文庫

山田ズーニー(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2018/03/06
• JAN: 9784309415970

商品レビュー

2024/11/10

いいなってところに折り目つけてたけど
途中であきらめて、
あっもうこれ全部もう一回読みたい
ってなった。

2024/10/11

エッセイを読んで、初めて涙しました。
号泣に近い涙…。

忘れてるだけで、初めてじゃないかもしれない。

けど

こんなに心を、心臓を、グワッと捕まれ
「グワんグワん」と揺さぶられる読書。エッセイ。

やっぱり初めてだ。

なんて、ロックな文章を書くんだろう。

ガッツンガッツンくる。刺さる。

突き刺さる。

心の奥深く、心臓まで抉られる。

Lesson20の連鎖2まで読んで、この感想を書いている。もう少しで読了なんだけど、あまりに溢れてきて、書かざるを得ない気持ちに。

ここ数日。毎晩、揺さぶられ続けた。

山田ズーニー。すげぇ。

ロックだ。

自分のことを
書くことで、すり減る。
話しすぎると、すり減る。
この感覚。すごくわかる。

そこらへんの、感覚。

ズバズバズバズバ。ズバババ。

とにかく、擬音しか出てこないような感覚の感想。

読め！と言いたい作品。

読了

こんなに人に、勧めたくなる本が今まであっただろうか。勧めることも表現のひとつ。

こんなにも、表現することを全肯定させてくれる本もなかなかない。
傷つきたくないから、表現しきれないんだな。
表現することへの勇気を感じる。
表現讃歌。

いつもだと、伝えたくなるフレーズとか、文章とか出てくると、
引用して、自分には心に残すために記す。
感想を読んでくれる人には、知ってもらいたいから書く。

が、
この本は、溢れすぎてて、引用しきれない。

「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コラムらしい。
知らなかった。
知らないことが多い。
こんな人が日本にいたとは…。

心の深いところを掘って、潜って、地下へ。
そこから出てくる「何か」の「かたまり」を出す作業。

やっぱり
最後の文だけ引用しておこう

表現の先には理解がある、理解には愛がある。
そのつながりが居場所になる。

あなたには表現力がある。

この人の作品は、もっと読まないといけない。
と言うか、読まざるを得ない。

2024/08/07

理解がほしいなら表現しなきゃだめだ。

それもしないのに、理解してほしい、愛がほしいは虫が良すぎるね。