ボンクラボンボンハウス(2) フィールC

ねむようこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2018/03/08
• JAN: 9784396767280

商品レビュー

2021/06/05

内装に妥協したくないのは理解できるが
何故塗り終えてから言うのだろう。
色がイメージと違うのはもう少し早い段階でわかるのではなかろうか。
ベニヤで衝立を作ってくれるのは良いが
簡易ベッドに加工してしまったら本来の用途分の板が
足りなくなるのでは。
キャンプ場なら簡易ベッドも嬉しいが、ボロいとは言え
家の中で畳もあるのに嵩をあげることの意味がよくわからなかった。

聖さんがアンティークの椅子を選ぼうとしているが
待合室やカウンセリング用なら兎も角
カットする時には流石に専用の椅子の方が良いのでは。
やりたいことの具体的なイメージが描けないカズキが
椅子に座った途端暮らしをイメージできるという
コマの描写が素晴らしい。
栄吉がソファを買えと言ってくれるのは好意だし
「扉は似たような鍵じゃ絶対開かない」
と言う彼の今まで経験についても考えてしまう。
彼が言うことは尤もで、折角出会ったソファは
是非買うべきではあるのだが、親の金で18万は
ちょっとどうなのだろうという気はしてしまった。

栄吉が、頭が良かろうが悪かろうが
親に金がなければ大学なんて選択肢は真っ先に消える
やりたいことがあろうがなかろうが
と言っているのが、全くその通りでしんどい。
カズキの言葉が
大人になってから自分の金で大学に行くという
きっかになるのかもしれないし、行かないよりはそれで良いのかもしれないが
それと子供の時に大学に行くのとでは体験として違うし
世間的にも履歴書的にも別物である。

俺のことが好きなら今彼女いないし付き合えるよ
と言う聖くんはどうも好きになれない。
妄想を聞いて「俺にもピノちょうだい」と言ってくれる人の方が
一緒にいられる気がする。

2018/04/24

皆に優しい男 or 私に厳しい男 ?好きになるのは止められない!
「聖さんはやめといた方がいいよ」
大学を中退したカズキは、祖母が遺した美容室のリフォームを“自分の手で”始めた。元リフォーム屋の栄吉の力を借りて、まずは美容師の聖大に貸す1階から工事がスタート!作業が順調に進む中、惚れっぽいカズキは優しい聖大のことを好きになってしまう。しかし、カズキの恋心を知った栄吉からは「やめた方がいい」と忠告されて……?
ボンクラ娘のDIYライフ、恋が加速する第2巻!（Amazon紹介より）

2018/03/08

想像通りの流れなのに面白いのねむようこ漫画のすごいところだなぁと思いながら読んだ。今回の主人公もダメダメな感じで良いですね。