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はねバド!(12) アフタヌーンKC
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はねバド!(12) アフタヌーンKC

濱田浩輔(著者)

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はねバド!(12) アフタヌーンKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/03/07
JAN 9784065110973

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商品レビュー

4

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2018/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

丸々1巻掛けても2試合を描き切るには全くページ数が足りていない。だというのに助長と感じることなく作品に没頭できるのはそれだけ描かれる試合の様子が素晴らしいから 羽咲綾乃と益子泪の試合。泪は綾乃の上位互換と言われ前巻では綾乃が上回る瞬間は有っても泪は更にそれを上回ってきた。それが12巻ではむしろ綾乃優勢なシーンばかりで進む。小学校時代は一強で今は三強と言われながらも無敵の泪にとって綾乃は確かな壁と呼べる程の強敵。だからこそがむしゃらになって戦う必要があり、それが泪に溢れるばかりの涙を流させる理由になる 綾乃はバドミントンを通して泪を理解する道を探していた。途中から遣り方を変えて泪を圧倒し始めたことで当初の目的とは異なる結果になったのだろうけど、それが泪の敗北を招き本当の泪を取り戻すきっかけになるのは印象的 ロビーで幼子のように拗ねる泪は本当に可愛らしい そしてもう一方のなぎさとコニーの試合。こちらはこちらで熱量が素晴らしい 本作の序盤から圧倒的な才能を持っていると明言されてきたコニー。そんなコニーに膝に不安を抱えるなぎさが勝つなんて有り得ないと思いながら読んでいたけど、試合の中で次々と成長し新たな境地を開いていくなぎさの姿は本当に熱く奇跡も在り得るのではと思わせる程だった それだけに終盤から本領発揮しあっという間になぎさを追い込んでいくコニーが強すぎて恐ろしい。 このままなぎさは負けてしまうのか、それともここから更なる成長を遂げるのか、次巻でどのような決着が見られるのか非常に気になってしまう。そしてあの告白は果たして届いていたのだろうか?

Posted by ブクログ

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