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カクレキリシタン 現代に生きる民俗信仰 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/02/01 |
JAN | 9784044003500 |
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カクレキリシタン
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いま読んでる。面白い…神父不在の間に独自の進化をしてしまって、カトリックからだいぶ離れた信仰、風習になっている。 「正月や神様の命日に現役のカクレの人を呼んでオラショをあげてもら」うって、仏教徒の人が地鎮祭の時だけ神主を呼ぶのに似てる。 改定の際の追記を読むと今なお変化しており、...
いま読んでる。面白い…神父不在の間に独自の進化をしてしまって、カトリックからだいぶ離れた信仰、風習になっている。 「正月や神様の命日に現役のカクレの人を呼んでオラショをあげてもら」うって、仏教徒の人が地鎮祭の時だけ神主を呼ぶのに似てる。 改定の際の追記を読むと今なお変化しており、どんどん儀式が簡素化されている様子がうかがえる。 読了。カクレキリシタンの信仰や行事がまだ続いていると知った時は興奮したのだけれど、実態を読んでみると後継者不足に加えて行事が多い、裏方の女性の負担が半端ない等で、現代においては廃れても仕方がありませんねという気分になった。「全員でやめることによってやっと解放された」との声もある。 元は信仰を守り抜くためのものであったろう「経消しのオラショ」の存在や、祈りは声を出さずに唱え、手を袂に入れて指折り数え、ちょこちょこ意図的にオラショを中断して雑談や世間話をするという風習(地域:根獅子)が、分断と潜伏の時代を思わせて味わい深く思えた。
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今「カクレ」と呼ばれる人々はもはやキリスト教とは全く異なる独自の風習を築き、ただの近所づきあい的な感覚で宗教行事などを執り行ったりしている(それでいて辞めたら祟られるのではという恐怖心だけ残ってしまっているのは不憫)というのがよくわかった。かつて死ぬほど迫害されたカクレキリシタン...
今「カクレ」と呼ばれる人々はもはやキリスト教とは全く異なる独自の風習を築き、ただの近所づきあい的な感覚で宗教行事などを執り行ったりしている(それでいて辞めたら祟られるのではという恐怖心だけ残ってしまっているのは不憫)というのがよくわかった。かつて死ぬほど迫害されたカクレキリシタンの信仰ってなんだったんだろうっていう、わたしが最も関心を持っている点については特に書かれていなかったけど、まあそんなことは誰にも調べることなんてできないのだろう。現代においてどういう形で遺っているかということは知ることができた。
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現代のカクレキリシタン信仰の詳細な調査録。 民俗宗教に変容したキリシタン信仰の教義や儀式など、非常に興味深い内容だった。 今の感覚からすると、コミュニティが機能していた時代は年間の行事が多く、確かにこれはある程度の人員がいないと立ち行かないんだろうなぁと実感する。
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