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ジェンダー写真論 1991-2017
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 里山社 |
発売年月日 | 2018/02/26 |
JAN | 9784907497071 |
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「フェミニズムとは究極的には「愛」なのではないか。それぞれの多様さ、曖昧さを引き受けながら、いかに理解し合えるか」 というパートがとても美しいと感じました。 また、映画「燃ゆる女の肖像」を見た際にこの本を思い出しました。他人からまなざしを向けられること、自分から自分にまなざしを向けること。
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2020年11月 写真家たちは女性差別や偏見へのメッセージ、ありのままの自分の主張を発信し続けていたのだ。 写真って難解だなと思う。 形が見えているから全部見えていると勘違いしてしまう。作品を通して自分の偏見が炙り出されてくることもあるだろう。
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本書の終わり近くに、「女性がひとりの人間として淡々と在るためにはどうしたらいいのだろうか」と自問し、「少なくとも社会において自分自身を自分自身で定義づける主体たりえること、個人化した主体であることが必要になる」と答えている。 特別「女性」と断ることわらずとも、同じような問題提起と...
本書の終わり近くに、「女性がひとりの人間として淡々と在るためにはどうしたらいいのだろうか」と自問し、「少なくとも社会において自分自身を自分自身で定義づける主体たりえること、個人化した主体であることが必要になる」と答えている。 特別「女性」と断ることわらずとも、同じような問題提起と答えは昭和の時代から何度も何度も繰り返された。世間の「空気を読む」ことが生きていく能力のひとつとして重要視される現状がまだ続いていることは、「個人化した主体」になることを、嫌がっているのではないか、と最近思う。
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