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水田マリのわだかまり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/02/27 |
JAN | 9784103008538 |
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水田マリのわだかまり
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
宮崎 誉子さん、初読みです。 水田マリちゃんがどんなわだかまりを持っているのか興味深々で読み始めました。 水田マリだけに、みずたまりくらいの大きさ?なんて軽い気持ちでいたら 内容は結構ハードな物でした。 高校を3日でやめ殺伐とした洗剤工場で働き始めた16歳のマリ、母親は宗教に...
宮崎 誉子さん、初読みです。 水田マリちゃんがどんなわだかまりを持っているのか興味深々で読み始めました。 水田マリだけに、みずたまりくらいの大きさ?なんて軽い気持ちでいたら 内容は結構ハードな物でした。 高校を3日でやめ殺伐とした洗剤工場で働き始めた16歳のマリ、母親は宗教にのめりこみ、父親は家を出て愛人と北海道で暮らす。 その上、家族の認知症問題。 更に中学時代の同級生をイジメ自殺で亡くし、イジメ首謀者の母親はマリと同じ工場に勤務していて娘の誕生日に招待をする。 なんともネガティブ要素が満載で、陰鬱な空気感の中、物語が展開します。 ただ16歳のマリが意外にも天然であっけらかんとした言動を繰り返すせいか一筋の希望らしき未来も感じる事が出来る。 頻繁に登場する若者言葉に四苦八苦しながらも、リアルに感じた個性ある作品 あとがきが印象深い。
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悪口を一切言わない人はつまらない。性格はいいかもしれないが、自分の言ったことに批判、共感をすることなく、ただ笑っている人はつまらない。学歴やスキルがないと、奴隷として働かされるのが現実だ。大人になってから困らないように、今から何かを身につけなければいけないと実感させられる話だった...
悪口を一切言わない人はつまらない。性格はいいかもしれないが、自分の言ったことに批判、共感をすることなく、ただ笑っている人はつまらない。学歴やスキルがないと、奴隷として働かされるのが現実だ。大人になってから困らないように、今から何かを身につけなければいけないと実感させられる話だった。 親に虐められてることは絶対にバレたくない、というのに共感した。虐められてるなんて恥ずかしいと思っていたからだ。両親は私の前では弱音も吐かず、人の悪口も一切言わなかった。もし、親が自分の前で弱さを見せてくれていたら私も頼れていたかもしれない。自分が親になった時、子供にはなんでも相談しようと思った。自分が先に弱さを見せなければ、子供も見せてくれないだろう。
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わだかまり。いじめて、自殺に追いやったことに対してのリカのわだかまり。主人公マリは傍観者でしかなかったのに、いじめたリカからの誕生日の誘い。美優の姉。それぞれのわだかまり。祖母の世話をするリカに、何かわだかまりを乗り越え、マリは高校はいりなおしを考える。 工場現場の描写がリアル。 「今なら制服でも、旬を過ぎたらコスプレだ」
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