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鬼談 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2018/02/24 |
| JAN | 9784041057377 |
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鬼談
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
「談」シリーズ第4弾となる本書には、9つの短編が収められています。 それぞれのタイトルに「鬼」の字がつけられていますが、これらの作品はすべて人の心の闇を描いたものです。怪異ではなく、生きた人間そのものについて書かれています。 闇には、怒りや恨み、嫉妬、欲、悪意のように言語化できる...
「談」シリーズ第4弾となる本書には、9つの短編が収められています。 それぞれのタイトルに「鬼」の字がつけられていますが、これらの作品はすべて人の心の闇を描いたものです。怪異ではなく、生きた人間そのものについて書かれています。 闇には、怒りや恨み、嫉妬、欲、悪意のように言語化できるものと、うまく言葉にできないもの、無自覚なものなどがあります。本書ではふだん光の届かない人の心の奥底を照らし、そこに巣食うなんだか得体のしれないものをも、言葉を駆使して浮かび上がらせています。 生きるということは、喜びよりも苦しみや悲しみ、辛さの方が勝るものです。概ね誰の心にも鬼は存在するのでしょう。それを大きく育てるか、日のあたらない場所に閉じ込めておくかは、その人の生き方しだいです。ただ、人と鬼との境界は常に曖昧なものだと知っておくべきです。誰もがちょっとした切っ掛けで、どちらにでもなれてしまうのですから。 https://note.com/b_arlequin
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既読なのは、 「鬼交」 (津原泰水・編「エロティシズム12幻想」所収)、 「鬼情」 (東雅夫・編「鬼 文豪怪談ライバルズ!」」所収)、 「鬼棲」 (朝宮運河・編「家が呼ぶ 物件ホラー傑作選」所収)。 うお!! と驚嘆したのは、 「鬼縁」 の父親の台詞「これだよなあ」。 「鬼棲」...
既読なのは、 「鬼交」 (津原泰水・編「エロティシズム12幻想」所収)、 「鬼情」 (東雅夫・編「鬼 文豪怪談ライバルズ!」」所収)、 「鬼棲」 (朝宮運河・編「家が呼ぶ 物件ホラー傑作選」所収)。 うお!! と驚嘆したのは、 「鬼縁」 の父親の台詞「これだよなあ」。 「鬼棲」 の伯母の存在。つか磁器人形への言及。 「鬼気」 の絵面の怖さと、母の台詞。 [目次] 鬼交 鬼想 鬼縁 鬼情 鬼慕 鬼景 鬼棲 鬼気 鬼神
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たまたま行った書店をぶらついていたら平積みされていた本書が目に留まり購入した。 私とって久しぶりの京極夏彦。 さすがである。文が上手い、世界観に心惹かれる。 最近本はほぼネットでしか購入しなかったけれどやはり本屋さんはいいなと実感した。 あの時これを手に取らなければ読む事は無かっ...
たまたま行った書店をぶらついていたら平積みされていた本書が目に留まり購入した。 私とって久しぶりの京極夏彦。 さすがである。文が上手い、世界観に心惹かれる。 最近本はほぼネットでしか購入しなかったけれどやはり本屋さんはいいなと実感した。 あの時これを手に取らなければ読む事は無かっただろう。 この何とも言い難い世界に漂う快感は味わえなかっただろう。
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