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猛威をふるう「ウイルス・感染症」にどう立ち向かうのか MINERVA Excellent Series 心理NOW!
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2018/02/01 |
JAN | 9784623080816 |
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猛威をふるう「ウイルス・感染症」にどう立ち向かうのか
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3件のお客様レビュー
様々なウイルス感染症について豊富なイラストと写真でわかりやすく解説した本。コロナウイルスを含め身近なウイルス感染症について広く知ることができるため、一般教養として役立つと考え推薦します。
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新型コロナウイルス騒ぎになかなか終息の目処が立たない。 本書はこうしたウイルスによるパンデミック(世界的大流行)とは何かに加え、そもそもウイルスとはどういう存在か、もしもひとたびパンデミックが起こったらどういった対策を取るべきかを説く。 フルカラーで図版も多くわかりやすい一方で、...
新型コロナウイルス騒ぎになかなか終息の目処が立たない。 本書はこうしたウイルスによるパンデミック(世界的大流行)とは何かに加え、そもそもウイルスとはどういう存在か、もしもひとたびパンデミックが起こったらどういった対策を取るべきかを説く。 フルカラーで図版も多くわかりやすい一方で、ウイルスの構造などかなり突っ込んだ内容にも触れている。「本格的な教養書」の謳い文句にふさわしい作りといえるだろう。 刊行自体は2017年であり、その頃、注目されていた新型インフルエンザを特に大きく扱っている(監修者はインフルエンザ研究の第一人者である)。とはいえ、ウイルスや感染症についての基礎知識は、今現在大きな問題になっている新型コロナウイルスを含め、これから起こりうるパンデミックに備える心構えを身に付ける上で、役に立つものとなるだろう。 構成としては、パンデミックとはなにかに始まり、ウイルスとパンデミック、主なウイルスの紹介、身体の中でのウイルスと免疫の闘い、そして感染やその拡大を防ぐための社会的・個人的な対策が述べられる。 ウイルスが生物かどうかには議論のあるところだが、本書の監修者らは生物との立場をとる。ウイルスが特殊な点は、増殖する際に宿主の機構に依存するところである。その結果、ウイルスが過剰に増殖すると、宿主細胞が乗っ取られた形になる。ウイルスの毒性が強い・弱いといっても、ウイルスが毒素を作るわけではなく、ウイルスの増殖により宿主細胞が破壊されるために病的な状態になるわけである。 また、ウイルスと闘うために体内で免疫が働き、サイトカインと呼ばれる生理活性物質群が大量に産生されることにより、炎症や発熱などの症状が起こる。身体を守るための反応が過剰になりすぎて致命的な結果を招くこともある。 インフルエンザウイルスやコロナウイルスはRNAウイルスであり、変異が起きやすい。今回のコロナウイルスの元々の宿主はコウモリとする説がある。コウモリから直接ヒトに感染したのか、間に何らかの別の種がいるのか、またはまったく別の種が自然宿主なのかは不明だが、いずれにしろ、こうした人獣共通感染症はパンデミックの元になる可能性が高い。突然変異等でヒトに感染可能になったウイルスとヒトは初めて出会う。こうしたウイルスにはヒトは免疫を持たない。ワクチンを開発するにはある程度の時間がかかる。その間に無防備なヒトの間に感染が爆発的に広まることもある。感染力が高く、致死率が高いウイルスであれば結果は甚大なものになりうる。 ではそのようなウイルスのパンデミックから身を守るにはどうしたらよいか。 社会全体としては、流行の兆しをいち早く察知し、蔓延を防ぎ、重症度にしたがって治療していくことが必要である。 個人としては、正しい情報を入手し、感染を防止する方策を取り(人混みを避ける、手洗いを徹底する等)、家で療養する場合には家族に移さないように静養することになる。特に家庭での看病の心得は具体的で参考になる。 いずれにしても感染症というのは人と人が触れ合うところから広がるわけで、感染の蔓延を食い止めようとするならば、やはりなるべく人の大規模で密な接触は避けるべきなのだろう。 今回は種々、対策が後手に回っている印象が否めないが、まずは感染の蔓延が早期に収まること、そして得られた知識や教訓が次回以降に生かされることを祈りたい。
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実にタイムリーな本です。 今季は我が家のこどもたちが予防接種を打ったのにインフルエンザA型、B型両方ともかかってしまった。そして世の中は連日の新型コロナウイルスのニュースの報道で、ややパニック状態というか、思考停止状態になりかかっている。薬局の棚からマスクが消え、私は手芸屋さんで...
実にタイムリーな本です。 今季は我が家のこどもたちが予防接種を打ったのにインフルエンザA型、B型両方ともかかってしまった。そして世の中は連日の新型コロナウイルスのニュースの報道で、ややパニック状態というか、思考停止状態になりかかっている。薬局の棚からマスクが消え、私は手芸屋さんで買い込んだ二重ガーゼの布で、ミシンを踏んでマスク作りにいそしんで、不要不急の外出を控えている。もはや「正しい恐れ方」が何なのか全然、分からなくなってきている。 私事であるが、本書にも紹介されているSARSコロナウイルスが中国で発生した時、中国を旅行したことがある。京劇を観にいったが、マスク姿の人はまばらであった。ニュースで報道されている様子と、現地の実際の様子があまりに違う事を、大変不思議に思った記憶がある。まあ、さすがに家族を持った今となってはそんな無茶は出来ないですね。人込みを避けて、バランスの良い食事を心がけて、あまりストレスをためないようにする事で精一杯である。 最近のニュースは、事実と意見がこちゃまぜになって報道されているので、私は少々混乱している。本書はどちらかといえば、様々なウイルスに関する専門書に近いので、実生活に役に立つアイデアが満載されている訳ではない。例えば「インフルエンザに家族がかかったらマスクをはめさせて隔離された部屋で休ませる」など、理想だが一般家庭で実践できるかといえば無理である。うちの娘もゲホゲホと咳き込みながらインフルエンザ初日からリビングのソファーのTVの前を陣取ってママのそばにいつも以上にいたがるのだ。わたしも毎回感染しているかもしれないが、何とか気力と体力で乗り切っている。 本書には、これまでのウイルスの歴史や致死率、経過、様々なデータが豊富に掲載されている。人類は色々な困難を、多くの努力によって乗り越えてきている、ひどい事が起きてしまったからといってそのすばらしいことまで忘れる必要はない。個人的には、早くこの新型コロナウイルスパニックが収束するといいな、と願うばかりである。それには多くの人の努力と、・・・犠牲も、伴ってしまうのかもしれない。 風評被害とか偏見、ウイルス関連のいじめとか、そういう残念なニュースも気になるが、私がかつてOLをしていた時の社長はいつも「資源は有限、知恵は無限」そう言って我々にはっぱをかけてきた。いい言葉だと思う。医者でも研究者でもない私には、大した事は出来そうにない。今は人類の大いなる知恵は無限だと信じて、早く良い治療薬が出来るよう、祈るしかない。多分それは比較的早く実現するだろうと私は楽観的に信じている。 この本を読めば、多分そう確信できるはずである。
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