1,800円以上の注文で送料無料

高精細画像で甦る 150年前の幕末・明治初期日本 ブルガー&モーザーのガラス原板写真コレクション
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

高精細画像で甦る 150年前の幕末・明治初期日本 ブルガー&モーザーのガラス原板写真コレクション

東京大学史料編纂所古写真研究プロジェクト(著者)

追加する に追加する

高精細画像で甦る 150年前の幕末・明治初期日本 ブルガー&モーザーのガラス原板写真コレクション

定価 ¥6,050

5,500 定価より550円(9%)おトク

獲得ポイント50P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社
発売年月日 2018/02/21
JAN 9784800314079

高精細画像で甦る 150年前の幕末・明治初期日本

¥5,500

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミヒャエル・モーザーが撮影した明治初期の日本の写真を観たかったが、本書によってその重要なものを確認することができた。横浜駅の写真が素晴らしい。ガラス原版からの細部拡大による情報量が大きく、様々な発見がある。野毛の飲食店の幟を拡大すると「蒲焼」と読める、等々。モーザーの写真の研究は始まったばかりだから、今後も注目してゆきたい。

Posted by ブクログ

2022/01/05

長年にわたる緻密な調査研究をまとめ上げたたいへん素晴らしい一冊。 知っている地域が写ってる方は、お寺の屋根や今と変わってたり変わっていなかったりする地形が分かる部分に感動するはず。 この本に掲載の写真を取り上げたテレビ番組 NHK BS8K 2020年1月2日初放送 htt...

長年にわたる緻密な調査研究をまとめ上げたたいへん素晴らしい一冊。 知っている地域が写ってる方は、お寺の屋根や今と変わってたり変わっていなかったりする地形が分かる部分に感動するはず。 この本に掲載の写真を取り上げたテレビ番組 NHK BS8K 2020年1月2日初放送 https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/kaichou/2019/12/003.pdf 以降4K,BSプレミアムなどで不定期で再放送されています。またNHKオンデマンド、GYAOなどの有料レンタルも配信されています。直近の再放送は、2022年3月下旬,BSプレミアムにて。 書籍と併せて見ると、いいと思います。 目次からキーワード抜粋 甦る幕末、明治初期の日本の原風景 1江戸、東京 日本橋、愛宕山、芝増上寺、浜離宮、江戸城、神田お茶の水、本所深川、浅草、王子、高輪、その他 2横浜 横浜駅、元町居留地、中村川沿い、山手、本牧根岸、金沢八景 3神奈川 横須賀、浦賀、鎌倉、江ノ島、小田原、箱根 4静岡 富士山、須走口、伊豆下田、柿崎弁天島 5大津、京都、神戸 滋賀大津、三井寺観音堂、琵琶湖、京都、清水寺、清水坂、八坂神社、五条大橋 6長崎 出島、長崎、梅ヶ崎居留地、英国領事館、大浦居留地、朝鮮人漂流民 7博覧会、博物館の展示品 8ブルガーコレクション 9モーザーコレクション 10母国オーストラリア ウィーン万博、東アジア遠征隊 コラム 明治初期に現存した謎の三階建建築の正体とは? 鉄道開業時の姿が甦る横浜ステンショと陸蒸気 神戸の写真師コレクション 英国士官殺害犯の獄門首 雪駄直しと靴直しの間  

Posted by ブクログ

2020/07/22

ブクログレビューで存在を知りました。ありがとうございます。今までの幕末写真集と一線を画していて凄い。(映画「相棒」などでよく見られる)デジタル技術を駆使した写真集でした。写真を拡大・加工して、写真の隅にある部分を一般写真まで大きく鮮明にすると、思わぬ情報がどんどん入ってくるという...

ブクログレビューで存在を知りました。ありがとうございます。今までの幕末写真集と一線を画していて凄い。(映画「相棒」などでよく見られる)デジタル技術を駆使した写真集でした。写真を拡大・加工して、写真の隅にある部分を一般写真まで大きく鮮明にすると、思わぬ情報がどんどん入ってくるという写真集。 結果的に、愛宕山から築地方面を望んだ一枚の写真から、当時の江戸の撮影者の意図しない情報を引き出すことができた。御茶ノ水から神田川下流を見た写真から秋葉原辺りの街並みも見えた。京都の清水寺山門から、はからずも当時の京都の街並みをハッキリと見えた。 他の発見としては、落書きも所々写っていて、おもしろいくらいに、みんな相合い傘を書いていた。江戸時代には、もうこれが一般的だったのかもしれない。ということは、昔も今も、政治とか暮らしのことよりも、男女がくっついた離れたということの方を世間様は知りたかった、知らせたかった、ということなのか。 その他、発見したところ。 人物写真やお寺などを写した所謂記念写真・観光写真も多いのだが、わたし的に最も面白かったのは、遠景写真。 ・武家屋敷には、所々2-3階建ての物見所があること。 ・多くは寄棟造。その次に切妻造が多い。入母屋造はない。 ・大通りや橋には、必ず番所があった。いったい何を見張っていたのか。橋では交通料を取っていたらしい。 ・また、要所要所に必ず半鐘があった。 ・隅田川両国橋・日本橋もあった。思ったより、狭くみすぼらしい。しかし、よく考えれば車は通らないのだから、あのぐらいの大きさでよかったのだ。 ・流石にこの頃は左官職は、絶滅危惧職種ではなく、ほとんどのお屋敷は左官の手が入っている。海鼠(なまこ)壁は、目路が縦横に入っているのはほとんどなくて、斜め格子模様がほとんど。愛宕山からの武家屋敷のそれは蒲鉾のようななまこではなくて、三角山の鋭い漆喰を盛り付けているが、武家屋敷は全部これなのか、確かめられなかった。横浜の洋館も、結局壁は海鼠壁を採用していて和洋折衷していた。 ・屋根は漆喰で固めている家が案外多い。台風対策だろうか? ・東京大空襲で焼け落ちる前(笑)の、浅草寺五重の塔、本堂の写真もあった。 ・無造作に置かれた大八車や、寺の前に置いている棺桶(ちょっと小さめの樽のように見える)も、興味深い。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品