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誰が一木支隊を全滅させたのか ガダルカナル戦と大本営の迷走
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 芙蓉書房出版 |
| 発売年月日 | 2018/02/01 |
| JAN | 9784829507322 |

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誰が一木支隊を全滅させたのか
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物量と技術に勝る米国の方が明確な目的と一貫した戦略を持ち、陸海軍が協力して最大限の戦力を投入し、十分な情報を収集した上で失敗も戦訓として対策を講じてきたのに対し、まったく勝ち目のない国力差があるにもかかわらず、過去の成功に慢心して現実を見ず、保身と面子のために情報を隠し、互いの足...
物量と技術に勝る米国の方が明確な目的と一貫した戦略を持ち、陸海軍が協力して最大限の戦力を投入し、十分な情報を収集した上で失敗も戦訓として対策を講じてきたのに対し、まったく勝ち目のない国力差があるにもかかわらず、過去の成功に慢心して現実を見ず、保身と面子のために情報を隠し、互いの足を引っ張り、行き当たりばったりの戦いを無反省に繰り返した日本。戦争に負けたのは当然だが、そもそも指導層に「戦争をしている」危機感があったのか疑わしい。 末端の優秀さとトップの凡庸さ。暴君がいない代わりに英雄もいないこの国は何度敗戦しても何一つ変わっていないのではないだろうか。
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誰が一木支隊を全滅させたのか ガダルカナル戦と大本営の迷走。関口 高史先生の著書。終戦記念日の時期になると戦前の日本や太平洋戦争についての本を読みたくなる。誰が一木支隊を全滅させたのかについて明確な答えはないし誰が一木支隊を全滅させたのかについての正解を得ることはできないのかもし...
誰が一木支隊を全滅させたのか ガダルカナル戦と大本営の迷走。関口 高史先生の著書。終戦記念日の時期になると戦前の日本や太平洋戦争についての本を読みたくなる。誰が一木支隊を全滅させたのかについて明確な答えはないし誰が一木支隊を全滅させたのかについての正解を得ることはできないのかもしれないけれど、ガダルカナル戦と大本営の迷走による惨劇のようなことは二度と繰り返してはいけないことは誰にでもわかること。こうして好きな本を好きなだけ読めるのは平和があってこそだから。
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著者は防衛大准教授で、ガダルカナル島の戦いに関する論文が多数あるオーソリティ。 ガダルカナル島で全滅した一木支隊第一梯団がいかにして全滅に至ったかを、様々な生存者からの聞き取りなどを活用してまとめている。 一木支隊の全滅についての従来の説は、ガダルカナル島に侵攻してきた米軍が少...
著者は防衛大准教授で、ガダルカナル島の戦いに関する論文が多数あるオーソリティ。 ガダルカナル島で全滅した一木支隊第一梯団がいかにして全滅に至ったかを、様々な生存者からの聞き取りなどを活用してまとめている。 一木支隊の全滅についての従来の説は、ガダルカナル島に侵攻してきた米軍が少数だという誤った情報のみが一木支隊に提供されており、一木支隊はその情報をもとに強引に突入した結果全滅した、というものだ。 実際には、一木支隊にとっての上級司令部である第17軍司令部では、米軍輸送船団の規模などから、ガダルカナル島に上陸した兵力が、大本営の推測よりもずっと大軍である可能性に気づいていた。 しかし、大本営の方針が「ガダルカナル島に居る小規模な米軍を速攻で撃退する」 という過度に楽観的な方針を定めてしまうと、第17軍はその意見に反論せず、大本営の方針を元に一木支隊の派遣計画を具体化した。一方で、一木支隊に内々に敵兵力が多いかもしれないと情報を流したり、また指示の中に不利であれば、待機して援軍を待っていても良いと含みを持たされた。 はっきりしない情報と指示の下でガダルカナル島に上陸した一木支隊は、切り込み戦術を重視する教範を守り、積極的な攻撃を行って全滅してしまう。 日本陸軍は国家の勝利や兵の命よりも、上級司令部にいるエリートのメンツを守ることに汲々とする、官僚組織の弊害を強く持つ軍隊だったのかなぁという印象を受けた。 本筋以外で気になった点として、読者のターゲットを広く取ろうとして、戦史そのもの以外に、一木清直の生い立ちや、小説のような会話を盛り込んだ、かなり読みやすさを意識した文体で記述されている。 いろいろな読み手が居るので、こういった書き方をするのも理解はできるのだけれど、どのように裏を取っているのかわからない記述は読んでいて信頼性を測ることができない。 もっと知りたければ、著者が学会誌に載せた論文を読むべきなのだろうか…
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