レインマン(07) ビッグCスペシャル

星野之宣(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2018/02/23
• JAN: 9784091898449

商品レビュー

2020/04/05

雨宮瀑（たき）は、母の遺言に従い賽木超心理学研究所でスタッフとして働き始める。同研究所では、乱数発生器の出力の偏りから人間の無意識の力（ミクロPK）を検証する実験を行っていた。そんな中、双子の兄という漣（れん）が突然現れ目の前で飛び降り自殺してしまう。そして病院での検査によって、漣と瀑にはあるべき大脳が欠損しているという衝撃の事実が明らかになる。それでは、彼の意識はどこから来ているのか。鍵になるのは、蘇った10年前のある記憶。いじめっ子に殺されると思ったとき、世界が「ずれて」彼の存在そのものをこの世界から消去してしまったのだ。様々な超常現象と無数の平行世界の存在、そして悠久たる地球と人類の歴史からその秘密が解き明かされる。たまたま渡辺正峰『脳の意識　機械の意識』を併読していたのだが、脳神経科学の知見において重なる記述も多く参考になる。

2018/10/21

最終巻。

世界崩壊を現実の脅威として認識したとき、全人類の意識の並列化がはかられ、危機を回避します。それは、人類の新たな可能性、ってことになるのか。

何度も読み返さないといかんよなぁ。そして、やっぱり自分自身のアップデートが必要だ。知識だけでなく、日常の経験もね。

2018/07/01

世界を救った英雄は、誰にも感謝されず、誰にも覚えられず・・・。
これだけの力に飲み込まれない強さって言うのは多分真似できないなって漫画なのに感心してしまった。