アックス(第121号)

アンソロジー(著者)

• 販売会社／発売会社: 青林工藝舎
• 発売年月日: 2018/02/26
• JAN: 9784883794454

商品レビュー

2018/02/23

　映画『チェリーボーイズ』公開に当たっての特集で西海監督とシナリオの松居大吾さんとの対談と、花くまゆうさくさんと枡野浩一さんのコメント、第1話を再録していただきました。再録はガロの時に毎回あって、オレの漫画も古典扱いしてもらえている感じがして嬉しい限り！それだけ古いってことだけど！　コラムの連載は、Vコミで描いた漫画とネタがかぶっていました。

　読み終わりました（2/28）
　阿部慎一さんの短編の大好きな『猫』が特集してもらった号に載っていてとても嬉しかった。てらだこうじさんの『いっけんやトーマス』がとんでもなくダイナミックな構成で、その実験精神やチャレンジングな姿勢が刺激的だった。

2018/02/18

映画を見てきました。
年明けに映画館にいった時に告知で見て面白そうだったので。

３人の童貞がどうにかして童貞を卒業しようとうする話です。
この作品の中では「童貞を卒業」というような感じではなく、
どちらかというと「童貞を捨てたい」というような感じです。

まぁ意味は同じなんですが笑

多分設定は、新潟県なのかな。車のナンバーが「越国」となっていました。
田園風景が素敵な「田舎」のお話。

田舎でおそらくずっとつるんでいた童貞３人。
25歳、そこそこ大人になったけど、やっぱり童貞なんです。

田舎の閉鎖的な感じもよく出ていて、
主人公ら童貞３人の名前は「クンニ」「ビーチク」「カウパー」。
ヤンキーの「プーチン」がいるように、
田舎のダサい奴らが童貞、イケイケのヤンキーに頭が上がらない、
っていうか、大人になってもいじめられてる感じです。

悔しいかな、身も童貞なら、心も童貞というか、
やっぱり意気地なしなんですよね、童貞３人衆は。
だから大人になっても序列は変わらない。

そういう精神的童貞感、というか、
もうほぼそれがこの作品のキモのような気がします。

ちんこ入れたって、本人たちが、
精神的な童貞から卒業しなかったら、それはまだまだ童貞なんだと思います。

「捨てるように捨てた童貞」では、やっぱりまだまだ童貞はぬぐえないと思います。

そんな意味で、精神的な童貞をどう卒業していくのか、
３人の成長ストーリーだったりします。

童貞３人を演じる役者さんも抜群によかったです。
それぞれタイプの違う童貞をきちんと演じていて、
結構顔で語るシーンも多かったように思います

そして池田エライザがとにかくエロい。笑

キャストも内容もとてもよかった映画でした。