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世界史のなかの昭和史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2018/02/01 |
JAN | 9784582454529 |
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世界史のなかの昭和史
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半藤昭和史三部作・完結編。昭和史を世界史のなかでどう位置付けるか。それは日本が第二次世界大戦・太平洋戦争を通して世界からどう見られていたかを考えると見えてくる。日独伊三国同盟を結ぶに至る経緯と、日ソ中立条約のソ連側からの急な破棄などの章を読むと世界史は一筋縄ではいかず各国の思惑が...
半藤昭和史三部作・完結編。昭和史を世界史のなかでどう位置付けるか。それは日本が第二次世界大戦・太平洋戦争を通して世界からどう見られていたかを考えると見えてくる。日独伊三国同盟を結ぶに至る経緯と、日ソ中立条約のソ連側からの急な破棄などの章を読むと世界史は一筋縄ではいかず各国の思惑が入り乱れ重層的な様相を呈す。日本はアメリカと同様にヨーロッパから見ると辺境の地、世界が欧州大戦に目が向いている間に中国に進出、領土を切り取って最初のうちは押せ押せでよかったがやがて泥沼の日中戦争に突入。英仏が常に気にしてるのはソ連とドイツの動きで、そのからみで日本が世界史の表舞台に出てくる。ドイツの考えではごく簡単にいえば日本と同盟を組んでソ連を西と東から挟み撃ちにする形にしたかったのだろう。しかしさしものドイツもナポレオン軍と同様、冬将軍には勝てなったようだ。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou27607.html
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半藤さんの昭和通史三作目。少しずつこの時代が立体化してきました。ヒトラーとスターリンに転がされ続けた日本。それにしても松岡と近衛のトホホ振りには目を覆いたくなります。国際政治は冷徹。根拠なき自信や根性だけでは生き残れません。日米開戦後の国際情勢の把握、分析、諜報はどうなっていたん...
半藤さんの昭和通史三作目。少しずつこの時代が立体化してきました。ヒトラーとスターリンに転がされ続けた日本。それにしても松岡と近衛のトホホ振りには目を覆いたくなります。国際政治は冷徹。根拠なき自信や根性だけでは生き残れません。日米開戦後の国際情勢の把握、分析、諜報はどうなっていたんでしょうか?知りたいところです。
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これまで「幕末史」「昭和史」などの著書があり、これは「B面昭和史」に続くもの。日本の歴史が、日本のなかだけで完結するものが多いなか、欧米の動きを軸に記述し、読み物として面白い。460ページを超えるが、後半はほぼ一気読み状態。映画「ウィンストン・チャーチル」をみた直後だけに、当時の...
これまで「幕末史」「昭和史」などの著書があり、これは「B面昭和史」に続くもの。日本の歴史が、日本のなかだけで完結するものが多いなか、欧米の動きを軸に記述し、読み物として面白い。460ページを超えるが、後半はほぼ一気読み状態。映画「ウィンストン・チャーチル」をみた直後だけに、当時の状況が思い描かれるが、この本のストーリー展開はドイツが中心。 「歴史探偵」を自称し、当時と現在の安倍政権を比べて論じるなど、以前の著書よりくだけた感があるが、おおまかな流れは理解できる。「歴史はまっすぐには進まない」など、著者独自の「史観」も参考になる。
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