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国家の神話 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/02/10 |
| JAN | 9784062924610 |
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国家の神話
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
国家の成り立ちとその機能を「神話」として捉え、古代から現代に至るまでの思想を深く掘り下げた本書は、哲学と歴史が交錯する知的冒険です。著者は、ヘーゲルやマキャヴェリ、カーライルなどの重要な思想家を通じて、国家の概念を精緻に分析しています。特に、ナチス政権の影響を受けながら書かれたこの作品は、当時の社会状況を反映したリアリティを持ち、資料的価値も高いと評価されています。読み応えのある内容は、単なる通史にとどまらず、現代における国家の神話的な復活についても警鐘を鳴らしています。思想の深みを感じられる一冊であり、時代を超えたテーマが今もなお私たちに問いかけていることを実感させてくれます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
とても楽しめた。 ヘーゲル、マキャヴェリ、カーライルあたりが特に面白い。 画一的な通説に惑わされることなく、入念なリサーチで獲得した知識をフルに使い、対象の人物の言説をを鋭く分析する。 客観性を多分に含んだ論文で素晴らしかった。 ナチズムの台頭を横目に見てきたカッシーラーならでは...
とても楽しめた。 ヘーゲル、マキャヴェリ、カーライルあたりが特に面白い。 画一的な通説に惑わされることなく、入念なリサーチで獲得した知識をフルに使い、対象の人物の言説をを鋭く分析する。 客観性を多分に含んだ論文で素晴らしかった。 ナチズムの台頭を横目に見てきたカッシーラーならではのリアル味が文章の細部に宿っている。 さりげない言葉遣いの変化や公私が曖昧になる異常性など、ナチス政権下の実情も記されていて資料的な価値もあると思います。
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古代や中世の話などは期待していた内容と違う気がしたけれど、必要があって論じているのだと後半わかって納得した。特に興味が広がったのはヘーゲルの話。
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質量ともにヘビーで読み応え十分だった。 『シンボル形式の哲学』のカッシーラーが、主に西洋の各段階における「神話」思考や「国家」概念を読み解いていく。もちろん網羅的ではないが通史的な思想史のようにもなっている。 特にマキャヴェリについては、何章にもわたって詳細に検討されており、...
質量ともにヘビーで読み応え十分だった。 『シンボル形式の哲学』のカッシーラーが、主に西洋の各段階における「神話」思考や「国家」概念を読み解いていく。もちろん網羅的ではないが通史的な思想史のようにもなっている。 特にマキャヴェリについては、何章にもわたって詳細に検討されており、ここだけでもマキャヴェリ論として成り立つような精細な論述だ。自分もマキャヴェリ『君主論』をどう受容するべきかためらっていたので、これは参考になった。 英雄崇拝のカーライル、人種主義のゴビノー、至高性としての国家論のヘーゲルを経て、いよいよ全体主義国家が出現する。 1941年に書き始められた本書は、カッシーラー没後翌年の1946年に出版された。つまりナチスの時代を見つめつつ書かれたことは明らかであり、それならどうして「ナチスの現在」について「あとがき」だけででも言及しなかったのか、不思議な感じもする。 もっとも、「神話」の思考が、ふたたび「国家」のもとでゾンビのように復活しようとしているという、その危機感・絶望の気分で本書が綴じられているのは印象的だった。 そしてそのゾンビは、20世紀末頃から21世紀の現在に至っても、またもや復活しているのであり、該博な本書による分析を今、再読して考え直すことに、大きな意味があると思う。
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