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草莽論 その精神史的自己検証 ちくま学芸文庫
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草莽論 その精神史的自己検証 ちくま学芸文庫

村上一郎(著者)

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草莽論 その精神史的自己検証 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/02/01
JAN 9784480098467

草莽論

¥935

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2021/05/14

村上一郎 「 草莽論 」 吉田松陰 の草莽崛起(そうもうくっき)思想を紐解こうとした本? 草莽崛起は 明治維新直前の吉田松陰が行き着いた革命思想。 参考文献が膨大で 幕末の不穏な雰囲気を知る史料としては面白いが、思想の考察としては、体系と言葉の定義が 不明瞭で もう少し整理...

村上一郎 「 草莽論 」 吉田松陰 の草莽崛起(そうもうくっき)思想を紐解こうとした本? 草莽崛起は 明治維新直前の吉田松陰が行き着いた革命思想。 参考文献が膨大で 幕末の不穏な雰囲気を知る史料としては面白いが、思想の考察としては、体系と言葉の定義が 不明瞭で もう少し整理してもらった方が わかりやすい 草莽は、公職に就かない知識人といったところか? 草莽崛起は、草莽が革命を起こすしかないという危機意識と捉えた。松陰の草莽崛起は 水戸学の討幕と攘夷を起点とする論調。孟子や儒教思想は度外視していいのだろうかと思う。 著者の松陰像は、失敗を重ねて、孤絶し、最後は草莽として崛起するところに行き着いたとするもの。革命家というより失敗者としての松陰を強調している気がする 死地に陥りて そして生く 死地におかれて、人の心は堅固となり、一国は興る

Posted by ブクログ

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