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公共的なるもの アーレントと戦後日本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2018/01/01 |
JAN | 9784861826719 |
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公共的なるもの
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思想書かつ歴史本。素直に面白かった。あと、このボリュームでこの値段は有難い! まず、公共性とは何か、何であるべきなのかについて先行研究が整理される。さらに、それが何故求められるのか=存在論が展開され、その後で、戦後日本という歴史的文脈における公共性の編成が、アーレントの受容とい...
思想書かつ歴史本。素直に面白かった。あと、このボリュームでこの値段は有難い! まず、公共性とは何か、何であるべきなのかについて先行研究が整理される。さらに、それが何故求められるのか=存在論が展開され、その後で、戦後日本という歴史的文脈における公共性の編成が、アーレントの受容という観点から語られている。終章に、オチ的な感じの考察もある。正直難しい部分もあるが、論理的に書かれているので読み進められる。ガチガチの専門書ではない。短文が多いかなあ。節?を多くして細かく区切っている点は、評価が分かれるかもしれない。 アーレントの解説本ではなく、筆者なりの(ときに力技的な感じの)方法と視点から、アーレント(やハーバーマス)を読んで、公共性を検討している。この本を読んだあと、改めて、人間の条件や、ハーバーマスの公共性の構造転換の問題を考えたくなった。解説本ではないのに、一味違ったアーレント、ハーバーマス入門にもなっている気がする。
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