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責任と法意識の人間科学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2018/01/27 |
JAN | 9784326403493 |
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責任と法意識の人間科学
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いただきもの。川島の日本人の法意識以降の話が興味深い。刑罰の目的とか多数決で決めて良いことなどをどう考えているのかというのは参考になる。前半の責任のところは注意してよく読まないとわからなさそうだ。学問領域によって違いが出るところだが、「ハミルトンのモデル」など人の名前を付けて済ま...
いただきもの。川島の日本人の法意識以降の話が興味深い。刑罰の目的とか多数決で決めて良いことなどをどう考えているのかというのは参考になる。前半の責任のところは注意してよく読まないとわからなさそうだ。学問領域によって違いが出るところだが、「ハミルトンのモデル」など人の名前を付けて済ませるネーミングというのはどうなんかな。もう中身のわかる適切なモデル名を付けてくれたらと思うのだが。規範意識と道徳教育のところももう一度読む必要があるが、情動説のところは「情動主義の枠組みでは、道徳的な問題に関する意見の一致や不一致を問題にすることができない」というのはおそらく言い過ぎだろう。スティーブンソンは、そこまで極端な不可知論をとっておらず、態度の一致・不一致ということを述べているように思う。私も合理的道徳を支持するが、もうちょっと情操教育の可能性を検討してもよいように思う。
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