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戦争と放送 読みなおす日本史
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
| 発売年月日 | 2018/01/01 |
| JAN | 9784642067577 |

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戦争と放送
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
戦争と放送の関連性を深く掘り下げた本作は、1925年のラジオ放送開始から戦時中の情報操作に至るまでの歴史を描いています。著者は、政府がラジオを情報の通路として利用し、国民に伝える内容を厳密に管理していた様子を明らかにします。特に、原爆投下後の報道や玉音放送における戦意高揚の戦略、さらには聴取者の感想を通じて当時の社会の雰囲気を生々しく伝えています。第3章や第4章では、連合国側の通信傍受や国民の心理に対する政府の巧妙なアプローチが示唆され、情報操作の背後にある政治的意図が浮き彫りにされます。全体を通して、戦争と放送の関係がいかに複雑で重要であったかを学ぶことができる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
1925年(大正14年)ラジオ放送開始。政府は、私企業ではなく公益法人とし「通信事業は国家の管理」という方針のもとに進めた。戦場の様子を録音したものや、兵士と家族の手紙、劇、講演会、などなど、戦争のためのあらゆる番組が流されていた。『放送』という冊子には聴取者の感想が掲載されてい...
1925年(大正14年)ラジオ放送開始。政府は、私企業ではなく公益法人とし「通信事業は国家の管理」という方針のもとに進めた。戦場の様子を録音したものや、兵士と家族の手紙、劇、講演会、などなど、戦争のためのあらゆる番組が流されていた。『放送』という冊子には聴取者の感想が掲載されていて、番組を賞賛する声が大部分ではあるものの、少数ではあるが批判的なものもあった。自分がこういった状況に置かれたらそこから逃れられるのか…。
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1984年、社会思想社より刊行された同名図書の増補版。巻末の紹介によれば、著者は元東京放送、南博の社会心理研究所で研究活動を行ったとある。NHK放送博物館の資料が積極的に活用されていたことも個人的には勉強になった。 ラジオは日本政府が重視し、情報の「通路」と見なしたメディ...
1984年、社会思想社より刊行された同名図書の増補版。巻末の紹介によれば、著者は元東京放送、南博の社会心理研究所で研究活動を行ったとある。NHK放送博物館の資料が積極的に活用されていたことも個人的には勉強になった。 ラジオは日本政府が重視し、情報の「通路」と見なしたメディアだった。それだけに、ラジオで何が伝えられ、何が伝えられなかったかは戦時下の日本政府・軍の対社会認識、対内・対外的な情勢判断の端的な表現と言える。 全体としてたいへん勉強になったが、個人的にはとくに第3章・第4章が重要。第3章では、NHKが従事していた連合国側の通信・放送傍受から、米英が原爆投下後の日本政府発表を踏まえつつ、それに合わせて内容を調整していた可能性が示唆されている。第4章では、8月10日の第1回御前会議を受けて、「原爆」という記号が国民に敗北を受け入れさせる「切り札」的に活用されていたことが明らかにされる。また、8月15日のニュース原稿と情報局の世論指導方針(8月14日17時通達)の分析から、支配層が天皇というシンボルをフル活用しつつ、戦争責任・政治責任を曖昧化しようと躍起になっていた様子が剔抉されていく。読みごたえ十分だし、自分の勉強にも参考になった。
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1994年に発表された本の復刊。 戦時期にラジオ放送がいかに情報を伝えたか/伝えなかったかの具体像を記す。 放送への国民の反応、原爆投下情報の伝達と封殺、玉音放送の果たした役割や影響等々、史料を交えてわかりやすく書かれている。 特に原爆投下情報の速報が様々なチャンネルで伝わって...
1994年に発表された本の復刊。 戦時期にラジオ放送がいかに情報を伝えたか/伝えなかったかの具体像を記す。 放送への国民の反応、原爆投下情報の伝達と封殺、玉音放送の果たした役割や影響等々、史料を交えてわかりやすく書かれている。 特に原爆投下情報の速報が様々なチャンネルで伝わっていた事実を知らなかったので、勉強になった。 玉音の持つ力の大きさ、与える影響力の大きさも改めて痛感せざるを得ない。 ラジオに対する国民の反応を投書や日記から分析しているのも面白かった。
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