町工場の全社員が残業ゼロで年収600万円以上もらえる理由 残業はなくなった 売上と利益は増えた 社員の給料も増えた

吉原博(著者)

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2017/12/01
• JAN: 9784591156315

商品レビュー

2019/07/24

【やってダメなら、やめればいい】

　皆さんが会社に求めるものは何か。また、何を基準に職業を選んでいるだろうか。自分と合っているのか、残業はあるのかといったところに目を向ける人が多いのではないか。本書は、三度の倒産危機を味わい、ブラック企業と言わざるを得ない状況にあったものの、ブラック企業を脱出し、残業をゼロにしたという株式会社

2018/05/15

残業代込みの給料にして、残業ゼロにする。
給料は能力による差がある。賞与は一律。
利益の半分、最高手取りで100万円。賞与は現金で札束で渡す。
会社の経営状態は社員に公開する。
有給休暇は指定して、10連休を3回つくる。
苦しいときは借りているところに頭を下げる。
会議なし、朝礼なし。
サラリーマンだったら嫌なこと、うれしいことは何か、を考える。十分な報酬、休日。
全員部長。
社員個人の夢と経営計画をリンクさせる。
自社ビルは経営者の夢で、社員の夢ではない。
初詣は〇〇神社へ。神社でも営業する。
ファックスDMの有効性。100万円で10万件。
ホームページではわがまま条件を明示する。自慢はしない。
「ごめんなさい」項目を書く＝安い理由になる。

2018/01/25

色々取り組まれてはいるのだろうなと感じましたが、何か内容が薄いというか、タイトルが若干大げさなだけに、こちらの期待が大きかっただけなのでしょうか…

随所で共感できる部分もあり、「HP上に、出来ないこと、やらないことを宣言する」というのは良いなと思いました。

あと、封筒を営業ツール、広告ツールにする、というのも、目から鱗でした。

とても立派な取り組みをされているのだとは思いますが、退職→独立した元社員の非難や、他社営業マンについて「俺が育てた」的な不遜な部分があるような、少しそういうところが引っかかりながら読みました。