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死に支度 講談社文庫
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死に支度 講談社文庫

瀬戸内寂聴(著者)

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死に支度 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/01/16
JAN 9784062938457

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2018/10/29

江國香織さんの解説を読んで初めて、真にこの作品の価値が理解できた気がする。思いがけず宝塚の話題があって嬉しかった。

Posted by ブクログ

2018/10/13

瀬戸内さんの本は晴美さん時代のものがいいとわたしは思っている だから最近のものは読まないことにしている でも本好きの友人がドサッと貸してくれた中にあって パラパラとしていたら、つい引き込まれた 91歳(現在は96歳)の時に書かれた『死に支度』って、 ああた、充分お支度が...

瀬戸内さんの本は晴美さん時代のものがいいとわたしは思っている だから最近のものは読まないことにしている でも本好きの友人がドサッと貸してくれた中にあって パラパラとしていたら、つい引き込まれた 91歳(現在は96歳)の時に書かれた『死に支度』って、 ああた、充分お支度が出来ているのじゃございません? と言いたくなるような賑やかな身辺雑記風小説 相変わらず達者、筆運び、文、構成、ボケてはおりません ま、晴美名義最後の作品『いずこより』の後編のような気もしないではない その作品をわたしが読んだのは1974年、 その前年1973年に51歳で得度され寂聴尼になった 華々しい記事などで随分喧伝されていた もうすこしひっそりとなさればよいのにとも思ったが 興味を惹かれたのもほんと、わたしも若かった(33歳) そんな気持ちになるのはなぜゆえに・・・と さっそく自伝的小説『いずこより』を読んでしまったのだから その、週刊誌の記事のような人生遍歴は その後何度もあちらこちらで話されていて、もう珍しくもなんともないけど 「子供を捨てて恋愛に走った」という その時はその率直な書きぶりに驚いた! 『いずこより』わたしは来たのでだろうか?より「いずこへ」いくのだろうか? と思えるほどエネルギ溢れた小説だと感じた 51歳の寂聴さんが91歳で『死に支度』へ来たのだろうかね でも、でも、この著書でもまだまだお元気なんだけど・・・

Posted by ブクログ

2018/07/29

初めて読みました。瀬戸内寂聴さんの書く本を。この本を読んでいると90歳を超えているとは到底思えません。もう寂聴さんは死ぬことはないんじゃないか。と思えてきます。 エッセイや昔の話が入ったり、一冊でコロコロ視点が変わるので、ついていくのに必死でした。ちょこちょこ入る秘書のモナさんと...

初めて読みました。瀬戸内寂聴さんの書く本を。この本を読んでいると90歳を超えているとは到底思えません。もう寂聴さんは死ぬことはないんじゃないか。と思えてきます。 エッセイや昔の話が入ったり、一冊でコロコロ視点が変わるので、ついていくのに必死でした。ちょこちょこ入る秘書のモナさんとのやり取りが面白くて、次はモナさんの本を読みたいです。寂聴さん、これからもお元気でいてください。やっぱり年上の先輩には学ぶことばかりです。

Posted by ブクログ

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