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大清帝国と中華の混迷 興亡の世界史 講談社学術文庫2470
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/01/01 |
JAN | 9784062924702 |
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大清帝国と中華の混迷
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大清帝国と中華の混迷
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
興亡の世界史21巻を数年前にデジタルで一括購入したのだが、残り5冊のうちの1冊を読みました。数年前に途中で放り出したままになっていたので、最初から読み直しました。 考えてみれば清帝国というのは不思議な国です。日本の徳川幕府より少し長く存続したのですから、その秩序が長続きするよ...
興亡の世界史21巻を数年前にデジタルで一括購入したのだが、残り5冊のうちの1冊を読みました。数年前に途中で放り出したままになっていたので、最初から読み直しました。 考えてみれば清帝国というのは不思議な国です。日本の徳川幕府より少し長く存続したのですから、その秩序が長続きするような政治的正当性はいったい何だったのだろう。満州族という漢民族より少数民族で、しかも弁髪などを強制したわずか200万人程度の民族がなぜ広大な中国を維持できたのだろうか?しかもアヘン戦争やら日清戦争やらで負け続けたのですから、日本ならもっと早く変革が起こっていたように思う。 結局のところ中華帝国というのは、社会が安定してくれていればいいのであって、国家に対する忠誠心や社会に対する責任感というものはそれほどないのかもしれません。現在の中国共産党による監視社会体制も秩序を維持していることは事実で、しかも経済的には発展しているわけですから、これを変革するということにはならないのだと思います。 だから習近平体制は、コロナ政策や台湾政策で酷い失敗をしたところで、その体制は揺るがないですね。そんなことがわかる本でした。 興亡の世界史21巻はあと4冊なのでここまできたら読み切りたいと思います。
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今の中華人民共和国の領土範囲のなぜが分かる良書。チベットや新疆が清王朝の時代にどのように中華に取り込まれたかが分かりやすく、現代中国が清王朝の支配範囲を意識している点を踏まえて読むとさらに面白い。
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『#大清帝国と中華の混迷』 ほぼ日書評 Day343 モンゴル人による「元」と並び、非「漢人」国家である「清」。民族ではなく、文化圏としてのアイデンティティの確立を模索する中で生まれた「中国」という概念。単に、中華vs夷狄の対立概念とは異なるものという観点から、チベット仏教関...
『#大清帝国と中華の混迷』 ほぼ日書評 Day343 モンゴル人による「元」と並び、非「漢人」国家である「清」。民族ではなく、文化圏としてのアイデンティティの確立を模索する中で生まれた「中国」という概念。単に、中華vs夷狄の対立概念とは異なるものという観点から、チベット仏教関連寺院や陵墓等の紹介多数。 正直、「清」などと言われても、日清戦争や皇帝溥儀といったところしか思い浮かばないところからすると、初耳な話、興味深い指摘も多々あったが、基本的に文体が冗長にすぎる点はいただけない。 また、Amazon書評でも指摘されていたが、本来、明時代は永楽帝期の人物である鄭和を、明の太祖とされる朱元璋の命を受け…といった基本的な史実の見当違いが複数見受けられるのは、そもそもレベルで著作への信頼性を失わせるもので、残念だ。 https://amzn.to/3b5RNoA
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