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呪われた部分 全般経済学試論・蕩尽 ちくま学芸文庫
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呪われた部分 全般経済学試論・蕩尽 ちくま学芸文庫

ジョルジュ・バタイユ(著者), 酒井健(訳者)

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呪われた部分 全般経済学試論・蕩尽 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/01/01
JAN 9784480098405

呪われた部分 全般経済学試論・蕩尽

¥1,265

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2025/02/01

久しぶりにバタイユの著書を読んだけどやっぱ理解するのに手間取る手間取る。 バタイユもニーチェと同様、掴み損ねると火傷しそうな思想家。二項対立の図式から抜け出でる手段を常に模索してる感じ。 本著の主題は経済学における既存の捉え方にコペルニクス的転回を加え、全般経済学という新たな地平...

久しぶりにバタイユの著書を読んだけどやっぱ理解するのに手間取る手間取る。 バタイユもニーチェと同様、掴み損ねると火傷しそうな思想家。二項対立の図式から抜け出でる手段を常に模索してる感じ。 本著の主題は経済学における既存の捉え方にコペルニクス的転回を加え、全般経済学という新たな地平を提示すること。 生産的生活のなかに余剰を通し現れる蕩尽という非生産的消費活動。 現代の消費主義とも深く共鳴するバタイユの鋭い視点にうなづく点が多い。 初期イスラム、プロテスタンティズムあたりの分析は複雑すぎてあんま覚えてないけど、面白かった記憶はある。 人は自分の欲望を大っぴらに語りたくないが、根本的な部分で人は自分の生命エネルギーを生産し、ゆくゆくは全て発散しようとしてるのではないか。 そこから始まるのが人間の実存そのものな気がする。

Posted by ブクログ

2018/11/02

原書名:La Part maudite 第1部 理論の導入 第2部 歴史のデータ1 蕩尽の社会 第3部 歴史のデータ2 軍事企画社会と宗教企画社会 第4部 歴史のデータ3 産業社会 第5部 現代のデータ 補遺 消費の概念 著者:ジョルジュ・バタイユ(Bataille, Geo...

原書名:La Part maudite 第1部 理論の導入 第2部 歴史のデータ1 蕩尽の社会 第3部 歴史のデータ2 軍事企画社会と宗教企画社会 第4部 歴史のデータ3 産業社会 第5部 現代のデータ 補遺 消費の概念 著者:ジョルジュ・バタイユ(Bataille, Georges, 1897-1962、フランス、哲学) 訳者:酒井健(1954-、東京都、フランス文学)

Posted by ブクログ

2018/02/24

本当は「宗教の理論」の方を読みたかったのだけど本屋になくて、たまたま新刊で出てたこちらを勢いで買ってしまった。言い回しが回りくどかったりで内容はよく分からなかったけど、刺激的ではあった。この本が今になって文庫化するのはよく分かる。現代の生産性至上主義に辟易している人が読めば、いく...

本当は「宗教の理論」の方を読みたかったのだけど本屋になくて、たまたま新刊で出てたこちらを勢いで買ってしまった。言い回しが回りくどかったりで内容はよく分からなかったけど、刺激的ではあった。この本が今になって文庫化するのはよく分かる。現代の生産性至上主義に辟易している人が読めば、いくらかスカッとした気分になれると思う。私はスカッとした。

Posted by ブクログ

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