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白痴(3) 光文社古典新訳文庫
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白痴(3) 光文社古典新訳文庫

フョードル・ドストエフスキー(著者), 亀山郁夫(訳者)

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白痴(3) 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2018/01/11
JAN 9784334753689

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2021/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3巻で目立つのは幼さが残るもう1人のヒロイン・アグラーヤとイッポリート。 ムイシキン公爵を含む、エバンチン家の別荘に集った人たちは野外コンサートに行くが、会場にナスターシヤが現れる。大騒ぎになる中、ロゴージンがナスターシヤを連れ去る。公爵の誕生日祝いでイッポリートは「わが必要不可欠な告白」を朗読、ピストル自殺を試みるものの失敗。ムイシキン公爵はアグラーヤから受け取った手紙の指示通りアグラーヤとベンチで落ち合い、ナスターシヤからアグラーヤ宛の3通の手紙を受け取る。公爵が別荘に戻ると、レーベジェフから現金が奪われたと報告される。その後、一人になった公爵はナスターシヤから別れを告げられる。 イッポリートの告白には5~7章が費やされている。「ご安心ください、朗読にかかるのは四十分、いや、せいぜい小一時間ですから…。」(P153)長いよ、厨二病が過ぎるよ、イッポリート…。 ナスターシヤは相変わらず少ししか出てこない。ロゴージンの出番も少ない。

Posted by ブクログ

2020/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結核を患い余命幾ばくもないと信じている若者・イッポリートによる、長大な手記「わが必要不可欠な告白」を含む第3巻。感情の混乱や激発が頻発し、読む側の意識まで揺さぶられているような心持ちになる。 ムイシキンとロゴージンとの関係性は変化することなく続く一方、ムイシキンとナスターシヤとの関係性は間に若き令嬢・アグラーヤを挟んで複雑化する。深く絡まり合った感情の糸が幾らかでも解けるのか、最終巻の展開を待ちたい。

Posted by ブクログ

2019/04/25

3巻になってがぜん面白くなってきた。ムイシキン公爵の態度が煮えきらないことが、かえって相手を惹きつけてしまうのだなあ。人の心はなかなか難しい。

Posted by ブクログ

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