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人為バブルの終わり 2018年、日本を襲う超円高・株安・デフレの正体
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
発売年月日 | 2017/12/21 |
JAN | 9784828419985 |
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この本の著者である、若林氏の本は、もう何冊も読んでいます。為替や株価の動きをマクロ経済の指標を駆使して説明することが多い中で、彼の論調は、為替・株価等のチャートの形や日柄から、その動きが説明できる、というものです。 もう何十年と彼の本を読んできましたが、いまだに、彼の書いた本が...
この本の著者である、若林氏の本は、もう何冊も読んでいます。為替や株価の動きをマクロ経済の指標を駆使して説明することが多い中で、彼の論調は、為替・株価等のチャートの形や日柄から、その動きが説明できる、というものです。 もう何十年と彼の本を読んできましたが、いまだに、彼の書いた本が売れているということは、予言を一定の割合以上で当ててきたからに他なりません。 この本では、2018年(今年)に、恐らく最後の円高になり、それに伴い、日本株安となることが示されています。その後(東京五輪後の2022年)から日経平均は、暴騰(4倍)となるとのことです。私の感覚では、全部の株式が上がるのではなく、社会に貢献できる企業の株価が上がるとは思っていますが、今後の動きには注目されますね~ 以下は気になったポイントです。 ・抗え切れない世界のデフレ潮流を決定づける出来事は何だったか、間違えなく2014.6資源バブルの破裂であった、1バレル107ドルだった原油価格が暴落、以降、原油価格は低迷を続けている、資源価格が40年半の日柄を踏んで暴落を始めたということは、資源バブルが完全に終わり、今度は資源価格が下落していく大きな潮流に入ったことを意味する、原油は55-60ドル程度であろう(p5、7、156) ・バフェットは投資の神様のような評価を受けているが、要は「資源バブルの申し子」に過ぎない、彼の資産が加速度的に増えたのは、資源バブルに集約される(p17) ・アメリカでは失業率が5.5%を切ると、労働賃金が上昇し始めてインフレになるといわれる、現在失業率は4.1%なのに今なぜ起きないのか、失業率をはじめとするあらゆる統計、指数はすべて嘘だから、FRBの3.7兆ドルの介入により作られた虚構である、世界のマーケットのゆくえはアメリカの長期金利に収斂する、短期金利は人為の世界(p20) ・トランプ大統領はパリ協定から離脱する(190数か国が一致)と宣言しているが、2016.11に発効しているので、協定28条により2年後の2019.11までは協定脱退を他の締結国に通告できない、協定離脱が有効なのも通告から1年後なので、離脱実現は早くて2020.11である(p49) ・毎日7万五千人が仕事を失う巨大経済のなかで、800人の雇用を守ることを大々的に救ったことを大々的にPRさせることがどれほど意味があるのか(p51) ・日銀はこの4年間、400兆円の国債等を購入することで円安に誘導した、直接為替にはさわっていないが、実質的な円安介入となる、NYでラーメン大流行だが、付加価値税・チップ合計で21-23ドル(p54) ・2017.11の株式ピークも見たので、これからは為替相場、株式相場がデフレに復帰する(p70) ・2018年からアメリカ経済が崩壊の道となるので、必然的に円高相場が訪れる、長期金利が下がるので、2018年7月に円高ピークとなる。90円程度にはなる。(p83) ・ニューヨーク株式相場には、過剰レバレッジ相場である、借金してまで自社株買いをしている上場企業が以上に多い、ボーナスが貰えるから(p84) ・2018年から5年かけて、アメリカ株の急落、円キャリートレードの巻き返しによる、強烈な円高、株安、デフレに難儀する運命にある、1ドル125円だったものが、2011.10から81か月後の2018.7年(90円程度)となる、株価は1万2000円程度まで、あと5年程度辛抱する必要がある、2022年には65円となっている。その後の日本にはかつてないほどの好景気が訪れるはず(p90、91、102、107、138) ・上院の重要法案の議決は、フィリバスター・プルーフにより、100票のうち60票が必要であるが、予算法案は例外規定がありシンプルマジョリティで良い(p120、122) ・1982年以前は、自社株買いは株価操縦とされ違法であった、全員牢獄行きであった、それをSECが認めてしまってから流行りだした(p133) ・デフレ期に上昇するのはゴールドであろう、1トロイオンス=2700ドルまで上昇するだろう、しかし次のサイクルボトムが2025年である(p161) 2018年2月18日作成
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相場は神意で動いている、という考え方、 物事の捉え方には共感できるものがある。 そう言いつつも、トランプ大統領を批判する言説は、 ひとつの達観からかけ離れているようにも思えるのは気のせいだろうか。 ちなみに中国経済は大崩壊しない、その理由の付け方は、 まさに著者らしいもので、...
相場は神意で動いている、という考え方、 物事の捉え方には共感できるものがある。 そう言いつつも、トランプ大統領を批判する言説は、 ひとつの達観からかけ離れているようにも思えるのは気のせいだろうか。 ちなみに中国経済は大崩壊しない、その理由の付け方は、 まさに著者らしいもので、とても新鮮だった。
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