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妖盗S79号 河出文庫

泡坂妻夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/01/09
JAN 9784309415857

妖盗S79号

¥440

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

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2018/06/19

神出鬼没の怪盗S79号と、それを追う専従捜査班の対決を描いた連作ミステリ。やはり怪盗ものというのはわくわくしてしまいます。その正体がある程度現れているにも関わらずミステリアスなS79号はもちろん、有能なのか無能なのかちょっとわからない(笑)専従捜査班の刑事二人のキャラクターも魅力...

神出鬼没の怪盗S79号と、それを追う専従捜査班の対決を描いた連作ミステリ。やはり怪盗ものというのはわくわくしてしまいます。その正体がある程度現れているにも関わらずミステリアスなS79号はもちろん、有能なのか無能なのかちょっとわからない(笑)専従捜査班の刑事二人のキャラクターも魅力的。 ややコミカルな読み心地と、予想を超えたトリックの数々に魅了されっぱなしでした。収束へと向かうラストの展開とS79号の「正体」にも驚かされたし。ずっと気になっていた連続殺人犯もなるほど、ここで出てくるのか! お気に入りは「南畝の幽霊」。この盗み方、あまりにも想像のはるか斜め上をいっていました。まさかそんなことってー!!!

Posted by ブクログ

2018/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ルパン並みの手際で次々お宝を盗んでいく怪盗S79号と、追いかけるポンコツ警察官コンビ。 時折出てくる連続女性殺人鬼や、次々襲ってくる相続税でどんどん貧乏になっていく二宮の事情などがどう絡むのかと楽しみにしていたのだが、結局肩透かし。 怪盗が捕まらないのは仕方ないにしても、こんな短絡的であっさりした結末では大団円と言われてもスッキリしない。 東郷警部もこんな形でお膳立てされた花道で満足なのかなぁ。あれだけS79号に執着していたのに。 泡坂さんだからコメディの中にも色んなからくりがあるものと期待していただけに残念。 それぞれの盗みの話の中にドラマがあったものもあったけれど。

Posted by ブクログ

2018/03/18

復刊が続く泡坂妻夫。河出文庫からは2冊目になるのかな。 コメディタッチで面白かった。割とキャラクター性の強い作品。

Posted by ブクログ

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