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鬱な映画 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社 |
発売年月日 | 2017/12/01 |
JAN | 9784800313775 |
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鬱な映画
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鬱な映画
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
一般的によく言われている鬱映画とはまた違った考えを知れて良かった。 結末や表現に影響されて見ている人が鬱な気持ちになる作品だけではなく、鬱病を表現している作品まで紹介されていて勉強になる。 映画はかなり見ていたつもりだったが、自分にはまだ知らない映画や役者、クリエイター達がい...
一般的によく言われている鬱映画とはまた違った考えを知れて良かった。 結末や表現に影響されて見ている人が鬱な気持ちになる作品だけではなく、鬱病を表現している作品まで紹介されていて勉強になる。 映画はかなり見ていたつもりだったが、自分にはまだ知らない映画や役者、クリエイター達がいるのでさらに映画の世界について勉強していこうと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『鬱な映画』の考察と紹介本である。 わざわざ映画の中でまで嫌な思いしたくないよ!っていうかたにはもちろんおすすめしませんが、世の中には‘わざわざ’鬱々した気分になる映画を好んで観る方、あるいは観たくなる状況があったりする。 そんな人に最適なムック本です。 第1章は鬱と映画について 精神科医の春日武彦さんへのインタビューと映画に描かれた『人が鬱になるプロセス』が学べる。春日さんの映画的知識に感心。マイナーな映画もご存じなのですね。 第2章は鬱映画の研究 『サイコ』『エクソシスト』『イレイザーヘッド』などの映画をライターさんが評論する。ネタバレあり、なんだけど激しく観たくなる。クローネンバーグ『ザ・ブルード/怒りのメタファー』が特に観たい。主人公の見えない、気付かない怒りが子供のような姿に可視化、具現化。主人公の感じた無意識の怒りを実行しようとするのだそう。恐ろしや。 第3章は鬱と映画作家 最初に心理カウンセラーで映画作家の三宅さんと映画作家の継田さんの対談。鬱な映画で癒されるときもあるという。同感。 トリアー/トニー・スコット/カウフマン/アルジェント/ノーラン、アノロフスキー、チャゼル/伊丹十三/北野武/黒沢清/の読みごたえある作家論。最後に井口昇さんのインタビューがある。 第4章は鬱と映画のジャンル どんな映画ジャンルでも鬱的なものが内包されたものもある。恋愛鬱映画(ララランド、エターナルサンシャイン、ブルーバレンタインなど)は一ジャンルを築いているし、笑いをもたらすコメディでもそれはある。コメディ役者には心が病んでしまっている人も多い。 第5章は鬱映画ガイド23選 わたしの好きな『ラースと、その彼女』も入っている‼どこが?と思ったら鬱々する映画というより「心の病」を「人形」という形にデフォルメした映画という事。なるほど。 最後に、という言葉でしめくくった映画はロメロの『ゾンビ』。ラストシーンが鬱抜けの様相に似ているという。...そうなんだ。...思わず笑っちゃうほど絶望的なんだけど、微かな希望を見いだして期待してしまう、人間のサガを感じるラスト。思い出すとフツフツ力がわいてきます。 でも本当にやばい、危険だと思ったら迷わず医療機関に受診することをこの本はすすめています。本物の鬱は映画で悪化することもあるそうなので。
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見たら憂鬱になる映画紹介本かと思ったら違った。まあ、だいたいそうだけど。監督が鬱とか、恋愛鬱映画とか。クローネンパーグ、ラース・フォン・トリアー、メランコリア、ダンサー・イン・ザ・ダーク、サイコなどなど。知らない古い映画の写真がやたら怖い。しっかり読むと憂鬱になりそうなので、知っ...
見たら憂鬱になる映画紹介本かと思ったら違った。まあ、だいたいそうだけど。監督が鬱とか、恋愛鬱映画とか。クローネンパーグ、ラース・フォン・トリアー、メランコリア、ダンサー・イン・ザ・ダーク、サイコなどなど。知らない古い映画の写真がやたら怖い。しっかり読むと憂鬱になりそうなので、知ってる映画のとこだけ拾い読み。本文より表紙の「鬱」のフォントが大きいことが気になった、こんなにわかりやすい大きな鬱の漢字は初めて見たかも。
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