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雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる フランス書院文庫
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雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる フランス書院文庫

鏡龍樹(著者)

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雪国の未亡人女教師 乱れる、溺れる、堕ちる フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2017/12/26
JAN 9784829642726

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2018/01/14

兄嫁を慕う主人公を後押しする女教師達の心の機微

一応のメイン格となる兄嫁【果穂】は中学校の音楽教師で28歳。結婚10ヶ月で未亡人になってしまったところから話が始まる。この葬儀に参列しているのが3年前に未亡人となった担任の高校教師【あゆみ】35歳。主人公を何かと気にかけている。5年前辺りに未亡人となった、40代前半とされる学年主...

一応のメイン格となる兄嫁【果穂】は中学校の音楽教師で28歳。結婚10ヶ月で未亡人になってしまったところから話が始まる。この葬儀に参列しているのが3年前に未亡人となった担任の高校教師【あゆみ】35歳。主人公を何かと気にかけている。5年前辺りに未亡人となった、40代前半とされる学年主任の英語教師【紗栄子】が第二章より登場して未亡人女教師が3人揃う物語となっている。タイトルにあるような雪国らしさは冒頭で感じられるものの、その後はあまり活かされていない。 憧憬の念を傾ける兄嫁を悲しみから救いたいと強く願うもオンナとして意識もしているために肉欲の疼きを同時に抱える主人公。そんな「生徒」に手を差し伸べるあゆみもまた主人公を憎からず想っていることで若干の嫉妬心を滲ませるのだが、主人公にも兄を喪った悲しみがあることから癒しの筆下ろしへと繋がっていく。想いのベクトルとしては「あゆみ → 主人公 → 果穂」といった片思いのタンデムになるのだが、後々には女王様然としたキャラが鏡作品らしい紗栄子が主人公に焦らしの嫐り責めを加えつつ詰問して全体像を知るに至る。そんな紗栄子はどちらかと言えば現況を楽しんでいるような雰囲気もある 母性的な慈愛に溢れるあゆみ 凛とした魅力で惑わす紗栄子 拒みながらも昂り始める果穂 この女教師達から後押しされるように果穂へ想いを告げる主人公だが、夫を喪ったばかりの果穂だけにその心は容易に開かない。そこで、あゆみが、後には紗栄子が、段々に世話を焼くことで、つまりは2人の仲を取り持つべく3P、4Pへと雪崩れ込むことで、主人公の本気を果穂へ知らせつつ体の方は自分達もちゃっかり堪能する形となっていく。そして、この後押しは最後に実を結んでいる。 タイプの異なるヒロインを絶妙に配して多彩な官能描写を織り交ぜるのはベテランならでは。各人の心情も抜かりなく描いている。淫猥な描写も安定して続くが、これについてはちょっとばかし台詞が多い印象にも写った。とりわけ3P以上の交合においては「誰の台詞?」と思うこともあって、少し邪魔に感じるかもしれない。

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