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北朝鮮発 第三次世界大戦 祥伝社新書526
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2017/12/26 |
JAN | 9784396115265 |
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北朝鮮発 第三次世界大戦
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商品レビュー
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タイトルは北朝鮮発とあるが、内容としては東アジア情勢をベースにやはり大国中国が何かしらの形で深く関わってくる事で、世界大戦に発展する形を想定している。北朝鮮は確かに危険な国ではある。何をするかわからないのが最も不安を煽るのだが、ミサイル発射実験を繰り返し、既に核弾頭を搭載しながら...
タイトルは北朝鮮発とあるが、内容としては東アジア情勢をベースにやはり大国中国が何かしらの形で深く関わってくる事で、世界大戦に発展する形を想定している。北朝鮮は確かに危険な国ではある。何をするかわからないのが最も不安を煽るのだが、ミサイル発射実験を繰り返し、既に核弾頭を搭載しながらアメリカ本土への攻撃力を有するほどの力は持っていると仮定した場合、きっかけを作る可能性は非常に高い。彼の国が打つか、打たれる事を想定してアメリカが動くか。 アメリカの体制もリスクになる。本書記載時はトランプ政権時代だが、軍事費の削減を謳いながらも効果的に各国から軍を撤退させるなら、早期にリスクを潰そうとしてもおかしくはない(実際にはやらずに終わったが「チビのロケットマン」扱い)。アメリカが動けば当然中国も動く。中国は面子を重要視する国だから、アメリカの動きを静観することはないだろう。 本書は北朝鮮、アメリカ以外にもロシアを最重要視する。中国は北朝鮮の不穏な動きの牽制役になっているもののロシアは北朝鮮との繋がりは深い。軍事技術の支援だけでなく、北朝鮮とは資源やエネルギー面で協力し易い位置付けにある。朝鮮半島は韓国が表面上は先進国として経済力を身につけている様に見え、実際は借金漬けで破綻のリスクが高いし、北朝鮮には未開発の膨大な資源が眠っている。この事を考えればしたたかなプーチンが北朝鮮の資源に目をつけているのは間違いない。なお本書ではそれらをヨーロッパの大国も既に狙っており、有事により朝鮮半島情勢が統一などに向かうと、最終的には困る人々も多い。何故なら韓国は北朝鮮とは停戦中のため、軍事的にはアメリカとの連携を図るが、統一された後は、中国よりの政策をとることは間違いない。東アジアは中国一色に染まるだろう。この場合、我が国日本が西洋民主主義の最前線・防波堤になる。 中国からしても北朝鮮の様な不安な国がある事は、現状に於いては好ましい事も考えられる。自国の覇権主義から目を逸らすには北朝鮮に翻弄されている日本やアメリカの動きは望ましい状況だし、何より中国の目下の狙いは2021年迄に台湾統一だったからだ。何をするかわからない北朝鮮と冷静な大国中国の構図は、中国にとっては好都合だ。 本書は前述の通り、タイトルにある北朝鮮の動きに注目しながらも、大半のページは中国の一帯一路構想、それに巻き添えを喰らうインド、そしてどの様な形からも鮮やかに自国の利益に変えていけるプーチン率いるロシア、そしてアメリカを影で操る大統領メーカーの様な存在、これらに着目して、様々な世界大戦発展パターンを例示する。残念なのは自国の意思を持たず、アメリカの東アジア前哨基地としか見られていない日本のプレゼンスは低いと言わざるを得ない。 現代の世界情勢と背景を知るには役にたつ本だ。勿論アメリカ大統領も日本の政権もヨーロッパ体制も次々と変遷を繰り返すから、時のトップの考え方に左右される事もあるだろう。その分ロシア、中国、北朝鮮は当面トップの体制は維持されるだろうから、こちらは予想がし易い。 有事が果たして誰のどんな行為から始まるかはわからないが、ロシアによるウクライナ侵攻に見られる様に、世界は常に戦争を中心とした動きが見られる。食料問題、人口増加や高齢化、地球温暖化、何もしなくても地球は徐々に変わっていく。人の心も移りゆく中で、いったいいつまで均衡が保てるか。不安な日々はまだまだ続く。
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トランプの敵は行き過ぎたグローバリズム。 中国経済は2014年に行き詰っていた。 冷戦終結以降、アメリカが関与するクーデーターはほぼ成功している。
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