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人は怖くて嘘をつく 扶桑社新書258
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人は怖くて嘘をつく 扶桑社新書258

曽野綾子(著者)

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人は怖くて嘘をつく 扶桑社新書258

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2017/12/24
JAN 9784594078911

人は怖くて嘘をつく

¥110

商品レビュー

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2022/10/12

人はあらゆる嘘をつく要素を持っている。 私は、自分をも含めた人間のつくちょっとした嘘を「愚かだなあ」と思うことはあっても、実は道徳的にそんなに非難したことはないのである。 気になる言葉は次の通りです。 ・昔は至る所に、毅然として運命に「耐える人々」がいた。 ・自分の仕事に、意...

人はあらゆる嘘をつく要素を持っている。 私は、自分をも含めた人間のつくちょっとした嘘を「愚かだなあ」と思うことはあっても、実は道徳的にそんなに非難したことはないのである。 気になる言葉は次の通りです。 ・昔は至る所に、毅然として運命に「耐える人々」がいた。 ・自分の仕事に、意義と使命を感じられない人は本質的に好きになれない。 ・当事者にしか語れない思いというものは、この何回も何回も聞き飽きるほど聞かされた。心のこもらない謝罪の決まり文句とは違うものになるのでなければならない。 ・代償にかかわらず失敗から学ぶことほど、大切なものはない。学ばなかったときにだけ、失敗がほんとうに失敗になるのだ。 ・今の高齢者は働かなさすぎる。人間は生きている限り、毎日働くのが義務なのだ。 ・私のNGOの体験からすると、その組織がほんとうに必要な存在なら、仕事は必ず続くものだ。まじめで意欲的な若い起業家なら、男女の別なく国家が助けるというのでなければ、それこそ差別だろう。 ・聖書に「働きたくない者は、食べてはいけない」という言葉がある。「働かない人は食べてはいけない」とは書いてありません。「働きたくない人は」と書いてあるんです。 ・多くの働かない人が食べている福祉国家日本は、やはり健全とは言えない。 ・日本の官僚全体が、生活の実情に合わせた倹約の精神など、全く持っていないことを、私もまた、長い間知らなかったのだ。 ・私は文章を書き始めてこれで六十年あまりになるが、昔から今まで一貫して避けてきたことがある。人の心を推測で書くことだ。 ・人間は必ず思いを残して死ぬものだ、思っているからだ。 ・大切なのは、自分の心の中で事前の経過を受け止め、一人で判断することである。しかし、今はすべてのことの背後に、大衆の認可を得ているという実感か保証が欲しいらしい。 ・人でも物でも、働き切り使いつくされたあげく死んだり壊れたりすれば、多分本望なのだと私は思い込んでいる。 ・人間の社会には、いつも想定外がつきまとうものだ。 ・最終的に自分の運命を決めるのは、実は自分の判断しかない場合はきわめて多い。 ・人は他者の心の理解に近づくということはない。神仏にしかわからない最期の人間の声を誰も聞く人はないからだ。だから、真実というものの手前で、私たちはいつも立ち止まるほかはない。しかしその無力さの自覚があるからこそ、人間は辛うじて謙虚でいられるのだろう。 ・私は心のどこかで最悪を予想して生きている。 ・人の生涯の豊かさは、「多く受けて多く与えること」で計れるのである。 ・「死ぬまで治らない三大死病」があるのだと言う。アタマの悪いこと、顔やスタイルが悪いこと、根性が曲がっていることの三つで、これだけは、名医のいる有名大病院でもそもそも治してくれる科がない。笑うことが最大の薬らしい。 ・アメリカが日本を守ってくれるなどと思う人が時々いるらしいが甘い話である。 ・靖国神社はあくまで身内の戦死者を悼んでその霊に会いにいく場所であった。戦意昂揚を祈る靖国戦争神社であったことは一度もない。 目次は、以下です。 まえがき 1 「生き抜く」ために必要な知恵 2 この世のすべては善悪が交錯する 3 人間を創る仕事、汗の臭いのするお金 4 「人は人。自分は自分」という静かなる原則 5 自分だけがもっている特質とは何か 6 高齢を豊かに生きる技術 7 理想を語る日本人が知らない世界の現実 8 あるべき道を照らす政治とは

Posted by ブクログ

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