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「悪くあれ!」 窒息ニッポン、自由に生きる思考法
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | スモール出版 |
発売年月日 | 2017/12/01 |
JAN | 9784905158516 |
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
著者のことは全然知らなかったんだけど、某所でインタビューを読んで、興味を持って。 ほんとは「よくひとりぼっちだった」を読みたかったんだけど、近所の図書館にはなかったので、こちらを借りました。 ちょっととっちらかっている印象。 ところどころおもしろいけれど、なんだか支離滅裂でビミ...
著者のことは全然知らなかったんだけど、某所でインタビューを読んで、興味を持って。 ほんとは「よくひとりぼっちだった」を読みたかったんだけど、近所の図書館にはなかったので、こちらを借りました。 ちょっととっちらかっている印象。 ところどころおもしろいけれど、なんだか支離滅裂でビミョーな本でした。 でも、以下のエピソードはすごく印象的で、かつ私が常々嫌いだと思っている「日本」の姿を端的に述べておられて、とても共感した。 『これは20年前の話ですが、日本の税理士事務所に勤めているアメリカ人から、こんなエピソードを聞きました。 あるとても暑い日、彼が電車に乗っていた時のことです。車内はすごく暑いのに、誰も電車の窓を開けようとしない。「窓を開ければ涼しくなることは分かっているんだけど、それに反対する人がいたらどうしよう」という感じで、窓を開けることを皆躊躇している。結果、みんなで暑さを我慢しまくっていた中、耐えられなくなった彼が窓を開けたら、みんながすっきりした顔になって「窓を開けてくれてありがとう」と言ったそうです。彼は「何なんだ? この国民性は。なんでこの人たちは自分から動けないんだ?」と言っていました。 暑いと思っていて、それを解決する手段が分かっていても、「ヘタに行動を起こして目立ったり非難されたりしたら嫌だから、とりあえず自分の降りる駅まで我慢すればいい」という集団主義に陥っている。このエピソードが僕の中で日本人の象徴的行動です。 それにしても日本人は「意味がないと分かっているのにやめられないこと」が多すぎる気がします。』 全面的に同意です。 ルールを追加していくのは得意なんですよね~。 「やめて怒られたら嫌だから」という、ただそれだけの理由で、以前からやっていた古い慣例をやめないの。 例えば、私が過去に働いた会社(日本を代表する超有名企業)では、システムからの申請承認と並行して紙も印刷して別でハンコもらってたりして思いっきり二重の手続きが平行存続していて訳わからんことになっていたが、誰も矛盾を感じてなくて、ちょっと怖かった。この人たち、脳みそどうなってんだ?と思う。 紙をなくすためのシステム承認なんじゃねーの?思い切ってなくせば手間もコストも半分で済むよ?記録としてはシステムで十分じゃないの?と言っても全員が「でもシステムは承認者が内容を確認しづらいじゃない?あとで探す時もファイルめくりながら探すことができないじゃない」と、答えになってない答えを支持し、それは慣れの問題でしょ、とどんなに言っても「そうするしかない」と思い込んでいるらしく、残業しながら二重の申請をしていたりする。本当に本当に怖い。コロナでずいぶん手続きが単純化されて無駄が減ったと思ったけど、今、全力で元に戻ろうとしている勢いすら感じます。 モーリーさんは、日米では価値観や「好ましいとされる行動」が真逆だったので、本当に大変だった、というようなことも書かれていて、ああそうか、真逆なんだ!と今さらながら、なるほどと思った。 確かに真逆ですね。 そんな風に考えたことなかったけれど。 思春期にその真逆な二つの国を行き来したのは大変だっただろうな。 私の知っている日米カップルでうまくいってる人は知らない、とすら書かれていましたが、それもなるほど、と思った。 確かに、別れたという話は本当によく聞きます。
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西洋音楽が孕む支配性とその脱却術としての音楽分解と瞑想。瞑想の果てに本来的自己を獲得可能と語る。音楽と技術を駆使した悟り。多様性へ開かれた人間が社会に革命を起こす。筆者の知的で冒険的な過去も語られ相当面白い。
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潔癖な社会から羽ばたいてもっと自由に! ざっくばらんとモーリーさんの言いたいことを書いた本です。 黒モーリーと白モーリーのどちらかというと黒モーリーよりの記載内容です(本人が直接語る言葉に比べればだいぶ漂白されていますが)。 音楽、政治、性、ルールの凝り固まりから抜けて一歩引いて...
潔癖な社会から羽ばたいてもっと自由に! ざっくばらんとモーリーさんの言いたいことを書いた本です。 黒モーリーと白モーリーのどちらかというと黒モーリーよりの記載内容です(本人が直接語る言葉に比べればだいぶ漂白されていますが)。 音楽、政治、性、ルールの凝り固まりから抜けて一歩引いてみてみる。と同時に体当たりでぶつかる。そこから見えてくるものがあるし、そうしないと語れない言葉がある。 超純水や酸素だけの大気だけでは生きられないように、清濁併せのんで生きていくことを教えてくれる一冊。 大学生とか高校生とかが読むと、チャクラが開いて受験に合格できるようになるかもしれません。
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